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三菱信託の闇

三菱信託銀行ですが、少々悪い噂を耳にしました。まあ、悪い噂といってもたいしたことではなく、要は、番号札を取って順番待ちしている人を飛ばして、知人(?)の処理を割り込ませている、という習慣がある様子で、これに気付いた飛ばされたお客が激怒したということです。

まあ、この問題、たいしたことではない、とは思うのですが、この手の、行員が勝手に私的な事情で業務を左右する、というのは、大きな不祥事につながりかねないのですね。

犯罪者の心理を説明する理論に、特異交友理論と呼ばれるものがありまして、人が善悪を判断する基準は、普段自分や同僚の行っている行為に左右される、という理論でして、ある日はボールペンのような些細なものを失敬していても、そんな行為が日常的になると、いずれは、現金やノートパソコンを失敬するようになる、という理論です。小さなことでも気をつけないといけません。

そういえば、私も三菱信託銀行に関しては、ちょっと首をかしげる経験をしたことがあります。以前、ここに預けていた貯金を下ろそうとしたことがあったのですが、そのとき行員、お金を借りられた方が利息が得だ、というのですね。そんな馬鹿なことがあるかと、騙されないよう、注意して話を聞きますと、高いといっている貸付信託の金利は複利で、安いといっている貸出し金利は単利で言っておりまして、借りたお金の利息も、結局複利で掛かるのですね。

だからちゃんと計算をすると、借りた方が金利は高い。まあ、当たり前の話ですが、この行員が私に話した内容は、明らかな嘘。人の良い人間ならだまされてしまうかもしれません。まあ、騙される人間が多いから、こんな嘘をつくわけでしょう。全くひどい会社もあったもの。詐欺の常習犯である、といわれても反論できません。ま、騙される奴がアホ、位は言いそうですが。

最近では企業倫理にもうるさくなりましたから、これほどまでにあからさまな嘘はつかないのかもしれません。でも、最近の話を聞くと、この銀行、まだまだ問題山積み、かも、、、なんて気になるのですね。ま、そんなことで、昔の話を思い出した、というわけです。