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平井卓也氏の6/25付けBLOGOS記事「会議の音声データを公開したことの意義について」のコメントへの返信

平井卓也氏の6/25付けBLOGOS記事「会議の音声データを公開したことの意義について」のコメントに返信しました。

Tetsuharu Kawasaki

「平井デジタル相が音声データ公開 文春報道に反論 - YouTube」より書き起こし
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平井大臣:それとあの、デジタル庁のその入退室管理と、
職員:あ、そうですね、それまさに
平井大臣:機器のアクセス。で、それはさ、もう新しい、なんか、システムを実験的に入れてくれてもいいよ。
職員:うん
平井大臣:**高い
平井大臣:あの、(職員:松尾先生)松尾先生に言って、一緒にやっちゃってもいいよ。
職員:あ、東大の松尾…
平井大臣:うん、彼が抱えている、その、ベンチャーっていう、このベンチャーでもないな、まあベンチャー(職員:ベンチャーですね)、そこの、顔認証ははっきり言ってNECより全然いいわ。
職員:あー、なるほどなるほど。
職員:じゃちょっと松尾先生に聞いて
平井大臣:うん、聞いて、もうどっから撮ったっていけるし、速いよなぁ。
職員:へー、よかったですか。
平井大臣:うん、だから、アルゴリズムが、とっても、(職員:優秀)、優秀、みたい。
職員:わかりました。
職員:ちょっと松尾先生に聞いて。
平井大臣:デジタル庁はNECは死んでも発注しないんで。
職員:ははは
平井大臣:まあ、あの、場合によっちゃもう出入り禁止にしなきゃな。
平井大臣:その、オリンピックであまりぐぢぐぢ言ったら、完全に干すからね。
平井大臣:その、向井さんちょっと一発遠藤のおっちゃんあたり脅しておいたほうがいいよ。


Tetsuharu Kawasaki

平井大臣:払わないでNECには。基本的には。
職員:はい。
平井大臣:作ったのがあったら他に使えるものが早く考えて持って来いと。
職員:はい、ええ、言ってあります、もう。はい。
平井大臣:だってゴミ箱に捨てるようなもの? んな、金払えないでしょ。絶対やだ俺は。


瀬尾 雄三

よくまあ、これ、公開しましたね。

これで問題ないと考える、そのセンスが、問題の根っこだったわけですね。

完全にアウトです。直ちに後任の人選に入らなくてはいけません。


平井氏のブログページの釈明(?)は、以下の通りです。(本節、2022.4.26追記)

会議の音声データを公開したことの意義について

2021/06/25

22日(火)に、IT総合戦略室の内部の会議に関する音声データを担当から公表しましたが、その意義について、一部メディアの方からご質問をいただきましたので、改めてご説明します。内部の会議の音声データは、本来は公表すべきものではありませんが、私自身の発言に関して、明らかに事実と異なる情報が含まれていたことから、正確な内容をお伝えすること、また、内部の会議において、幹部2人に怒った口調となった背景をご理解いただきたかったからです。

【正確な内容】

実際の音声をご確認いただき、まず、私が特定の企業名を挙げ、その会社に発注するよう指示したかのような報道に関して、何らかの結論ありきのミスリーディングな内容だとご確認いただけたと思います。そもそも発言時に個別の企業は念頭にありませんでした。

【幹部2人に怒った口調となった背景】

更に、音声データの最後の部分にあった、「ごみ箱に捨てるようなものにお金は払えない」、「覚悟をしておかないと、もう完全にロックオンされている」など一連の発言を聞いていただきました。オリパラシステムにおける顔認証サービスは、海外からの観客の受け入れを断念したことで、顔認証に係る機能を用いる場面自体がなくなっており、国民の税金をお預かりする立場として、用いる場面のないものに対して、できるだけ国民の血税を投入すべきではないと考えています。

以前から申し上げているように、私は、国民目線で調達の無駄をなくし、いわゆるベンダーロックインを解消していく、という強い気持ちを持っており、当時の契約改定交渉の状況を念頭に、幹部への強い口調となったものです。音声データを聞いていただくことで、事実を明確にし、また、私の真意を正確にお伝えできたのではないかと思っています。

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