コンテンツへスキップ

WEDGE Infinity(原田泰氏)の12/14付けBLOGOS記事「『円安が日本を貧しくする』は本当なのか?」へのコメント

WEDGE Infinity(原田泰氏)の12/14付けBLOGOS記事「『円安が日本を貧しくする』は本当なのか?」にコメントしました。


リーマンショック時の円高では、部品製造でも大打撃を受け、日本は半導体も液晶も太陽光電池もほとんどを失った。

「リーマンショック時」ではなく「民主党政権時代」というのが妥当でしょう。

リーマンショックは、直撃を受けた欧米の方がより厳しかった。だけど彼らは大規模金融緩和で早期に回復した。

一方、経済音痴政権の我が国は、対応が遅れ、経済に大打撃を与えたのですね。このあたりの因果関係を見誤ってはいけません。


返信がついております。

花の ヤン

<「リーマンショック時」ではなく「民主党政権時代」というのが妥当でしょう。>

ははは、何をおっしゃいますか。
主犯は白川前総裁が率いる日銀ですよ。

民主党政権では、鳩山由紀夫氏は首相在任時にインフレターゲット政策を全面的に支持して日銀法を改正までやろうとしていましたし、野田佳彦政権でも一応ながら目標インフレ率1%のインフレターゲットを採用していました。
つまり、インフレターゲット政策はアベノミクスの専売特許というわけではなく、その前の民主党政権でも採用されており、すべては当時の白川日銀が抵抗し台無しにしていたのです。


瀬尾 雄三

花の ヤン さん

民主党政権がいろいろやろうとしましたといったところで、現実にできていない以上どうしようもない。いうだけ番長のお仲間がたくさんいたということですね。

実行力というものは、あたり前のことですけど、結果で判断されるのですね。で、結果を見れば一目瞭然。我が国を襲った厄災の一つの要因がここにあった、ということです。


花の ヤン

瀬尾 雄三 さん

いえいえ、ここは正当に評価すべきですよ。
民主党政権のインフレターゲット政策はそれなりに評価できますし、明らかにインフレターゲットを妨害した白川前日銀総裁に対してはっきりと「ノー」と言わなければなりません。

今だに、白川方明氏や野口悠紀雄氏の主張を真に受けて、白川方明氏の日銀総裁時代のインフレターゲット妨害を「気骨のある行為だ」と評価するインテリがいるわけですからね。
白川方明氏のような人物が自説にこだわるのは直しようがありませんけど、学歴も地位もあるインテリたちの認識を改めることは「白川方明批判」を行うことで可能となるはずです。

これが建設的な批判のあり方ではないでしょうか。


瀬尾 雄三

花の ヤン さん

これが学問の世界なら、白川批判をすればよいのですが、日本経済の舵取りという、国民生活に直結する分野では、それだけでは済まない。

白川日銀総裁の誤った経済認識を許してしまった、重要なポジションに置き続けた、これが大問題で、その責任は民主党政権にある。

「日本は半導体も液晶も太陽光電池もほとんどを失った」責任は歴代の民主党三総理にあり、その大きな部分が野田元総理にあったと認識しなくちゃいけません。


花の ヤン

瀬尾 雄三 さん

<白川日銀総裁の誤った経済認識を許してしまった、重要なポジションに置き続けた、これが大問題で、その責任は民主党政権にある。>

たしかに、白川方明氏の日銀総裁就任には民主党の党利党略が影響しており、この件に関しては民主党は責められても仕方ないかもしれません。
しかし、全てを民主党政権のせいにしてしまえば、白川日銀の責任が不問にされてしまう点で後世への教訓が残らない愚を犯すことになります。

正直、瀬尾さんがこれほどまで民主党政権を憎む気持ちには理解しがたいものがありますが、こうした実害がある点でも瀬尾さんの主張には同意しかねます。

ちなみに、私が白川方明氏の論理や行為が許せない気持ちにはかなり深いものがありますよ。


瀬尾 雄三

花の ヤン さん

「日本は半導体も液晶も太陽光電池もほとんどを失った」

恨むも何も、この一言に尽きます。

だから声を大にして言いたい。

だれのせいやねん!


花の ヤン

瀬尾 雄三 さん

<だれのせいやねん!> もちろん、白川日銀のせいですよ。

リーマン・ショック後の円高デフレ不況が極まったとき、当時の白川方明日銀総裁は「実効実質為替レートでは円高ではない」「日本がデフレ不況なのは少子高齢化が原因」などと発言し、日銀が金融緩和することに否定的見解であるどころか、日銀が景気対策に協力することにすら否定的見解だったわけです。
少なくとも、各国協調金融緩和に参加しなければ円高になることくらいのことは白川方明氏はわかっていたはずですが、それでもなお金融緩和をせず、円高不況が明らかとなっても「実効実質為替レートでは円高ではない」と強弁して円高を継続させたのは「確信犯」以外の何物でもありません。

この白川日銀の暴走は旧日本軍の暴走と同じく、日本の政治史上における重大な汚点として永久に記憶されるべきです。
民主党政権の経済政策失敗にひと括りにして埋没させていい案件ではありませんし、そうした暴走を「気骨のある行為」と見なしたインテリたちに反省させることもできません。

そういえば、民主党政権のうち野田佳彦政権の経済政策はサプライサイド寄りのいわゆる新自由主義に近いものだったと思います。
たしか瀬尾さんは構造改革を支持していたと思いますが、野田佳彦政権の経済政策はそうした考えに近いものではないでしょうか?
だとしたら瀬尾さんの民主党政権嫌いは近親憎悪というもののような気がしますが、いかがでしょうか?


瀬尾 雄三

花の ヤン さん

世界が量的金融緩和に乗り出しているとき、日本一国がこれにブレーキを掛ける。これが全くどうかしているわけです。物事にはTPOというものがあるのですよ。

そもそも、陸軍にせよ日銀にせよ、政府の一機関が暴走を始めてこれにストップをかけられなければ、それは内閣の責任だし、最終的な責任は総理大臣にある。

そしてそれが不可能なことかといえばそうではない。野田内閣にできなかったことが安倍内閣にできたということは、言い訳のしようもないのですね。

2 thoughts on “WEDGE Infinity(原田泰氏)の12/14付けBLOGOS記事「『円安が日本を貧しくする』は本当なのか?」へのコメント

コメントは停止中です。