2/24付け木走正水氏のBLOGOS記事「感染者爆発の韓国と日本が実は人口あたり感染者数がほぼ同じという推測」にコメントしました。
この主張が正しければ、感染者数は人口に対して一定割合存在し、各国で異なる数値が出てくるのは、単に検査数が異なるからである、という結論になるわけですね。
本当ですか? これでは、感染者数のデータは、何の意味もないことになりますけど。
普通に考えれば、検査は、感染が疑わしい人に対して行われており、ある国の検査数が多い理由は、疑わしい人が多いからであって、疑わしい人の数に対する感染者の割合は、日本と韓国で同じであった、ということではないかと思いますけど。
もちろん、国によって検査の基準が異なり、その結果として、検出率が異なるということはあり得るでしょう。でもそうであれば、検査数に対する感染者の数の比率が変わってきそうなものです。
とはいえ、いずれにしても、検査の数にも左右されるわけですから、感染者数の多い少ないで勝った負けたとやるのは愚かなことではあると、私も思います。
この手の災害に対しては、他人(他国)の不幸を喜ぶような真似は慎み、それぞれの国で、地道に対策するしかないと思いますよ。