3/1付けのかさこ氏のBLOGOS記事「驚き!新型ウイルスのおかげで通常インフルエンザ感染者が400万人も減少!」にコメントしました。
| 新型コロナウイルスは国内感染者230名で死亡は5名。
つまり、感染者46人当たり1人が死んでいるのですね。それで、1億人が感染したら、217万人が死ぬことになります。
いっぽうのインフルエンザは、といいますと、、、
| 例年なら1000万人が感染しインフルエンザによる直接間接が
| 原因で年間1万人が死亡している。
つまり、1億人が感染したら、死者は10万人ということになる。
新型コロナの潜在的リスクは、インフルエンザに比べて、日本人の死者で200万人多いというわけで、これはちょっとした大問題だと思いますよ。
おまけに、屋形船やクルーズ船での爆発的な感染をみますと、普通のインフルエンザよりも感染力が強いかもしれない。この手のことが日本全国で起こったら、大災害になる、というわけです。
病気の感染は、分枝過程という数理モデルで表され、初期の感染者の拡大からこのモデルを支配するパラメータの推定も可能なのですね。つまり、将来予測も比較的容易にできる。
これ、新製品の普及予測などで普通の会社もやっているのですが、おそらくは、厚生省あたりもすでにやっているはずなのですね。
当然ながら、様々なケースで計算され、異なる結果を得ているはずですが、安倍氏の今回の発表をみますと、相当に悲惨なケースもあり得る結果が出た、ということなのではないでしょうか。
ここは、あまり楽観視せず、かといってパニックになることもなく、政府の指示におとなしく従うのが吉だと思います。
まあ、これが世の終わりだと思えば、どんちゃん騒ぎをするという解もありそうな気はするのですが、、、