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内藤忍氏の3/7付けBLOGOS記事「コロナウィルスなのに旅行に出かけるのは不謹慎?」へのコメント

内藤忍氏の3/7付けBLOGOS記事「コロナウィルスなのに旅行に出かけるのは不謹慎?」にコメントしました。


| 万が一感染したとしても、健常者であれば、
| ほとんどの場合軽症に終わる

まあ、これはそうなのですが、病気の拡大、つまり他人に感染させるという意味では、軽症に終わる人のほうがむしろ問題なのですね。

現在の問題は、我が国の感染者数が拡大を続けており、一つ間違えると急激な患者数の増大を招きかねない、パンデミックになりかねない、という点が危惧されているのですね。

この問題の決め手は、感染者がどの程度の時間内にどのくらいの人数を感染させるか、という点がポイントで、それぞれの感染者が重症になることが問題なのではないのですね。

どちらかといえば、軽症者があちこち動き回って多くの人に感染させることの方が、パンデミックに関してはより危険な要素となります。

そして、ひとたび感染者数が急増すると、重篤な患者数もそれ相応に増加し、これが我が国の医療システムで対応できるレベルを超えると、致死率も上昇して膨大な数の犠牲者を出す。この点が最も恐れられているわけです。

我が国の未来を考えるなら、自分だけは大丈夫という考え方は、引っ込めておいていただくのがよろしいかと存じます。