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篠田 英朗氏の3/10付けBLOGOS記事「国際情報戦に弱いという日本の伝統的問題」へのコメント

篠田 英朗氏の3/10付けBLOGOS記事「国際情報戦に弱いという日本の伝統的問題」にコメントしました。


ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授が「ソフト・パワー」ということを提唱されています。これは、軍事力などのハード・パワーの対極にある文化的影響力が、我が国が世界の中で認められるうえで重要だ、ということですね。

で、我が国の外務省も広報文化外交という観点から力を入れているのですが、上から目線でお金を出して何とかしようというやり方では、これはうまくいきません。

企業が製品の顧客や投資家や求職者に対して広報活動をするのと同様の姿勢で国家も広報活動が必要であって、相手の受けをきちんと分析して適切なメッセージを送らなくてはいけないのですね。

もう一つ必要なことは、近接性を意識することで、充分な情報量を相手に与えること。アンネ・フランクの境遇に多くの人が心を痛めるのは、彼女が日記を書いたからなのですね。

黙って死んでしまった人には、誰も同情したりはしない。これが厳然たる事実です。

我が国は、公用語が日本語ということで、発信される情報が少ないという問題があるのですね。この問題への対応は簡単で、我が国が発表する文書のすべてに英語版を付けておくこと。

今回のコロナの問題で、発表文書の英文版が機械翻訳のひどいものであったということが批判されていますけど、これなど論外です。まったく、何を考えているのでしょうね。

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