鈴木友也氏の3/10付けBLOGOS記事「東京オリンピック開催への見過ごされがちなリスク」にコメントしました。
ツイート部分ですが、、、
| Tomoya Suzuki / 鈴木友也
| @tomoyasuzuki
| 残念ですが、米国の主要メディアは日本政府の下船
| 対応を批判的に報じ始めています。NY Timesは今回
| の政府の対応を福島原発事故の際の不手際と並列視
| する専門家のコメントを載せてます(2月19日付)。
これは批判されても致し方ありません。原発事故対応の不手際と同じ問題です。
サンフランシスコでも、クルーズ船内に感染者が発生しているのですが、その対応は、横浜と同じではない。
ダイヤモンドプリンセスの「教訓を生かして」といっている。早期の下船と、隔離施設への専用車両による輸送を行っているのですね。
政府の最大の問題は、無謬主義。間違いや至らない点があったら、これをきちんと認めてフィードバックすること。これがおこなわれていない。少なくとも、外部からはそのように見える。
副大臣の船内写真も、批判されたら引っ込めたでしょ。こんなことをやっていたら、世界中から笑いものになります。
現場を見る際には、その道の専門家の力を借りること。自然現象と向き合う場合には、政治的な力など無力。専門分野での実務的能力がものをいいます。
このエントリー自体が、そのあたりを良くわかっていない証拠のように感じられました。
世界が批判する根本原因が、まさにここにあるということですね。
この点には、充分に自覚するとともに、同じ誤りを繰り返さないよう、気を付けたほうが良いと思います。