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AbemaTIMESの3/12付けBLOGOS記事「“行動開始”孫正義氏が『PCR検査を無償提供』提案もスキームに多くの課題と懸念?」へのコメント

AbemaTIMESの3/12付けBLOGOS記事「“行動開始”孫正義氏が『PCR検査を無償提供』提案もスキームに多くの課題と懸念?」にコメントしました。


| この検査キットがどういうものかはまだよく分からないが、
| 一般に行われているPCR検査には限界がり、本当は感染して
| いるのに陰性と出てしまったり、陽性と出たのに感染して
| いなかったり、ということがあり得る。

とのことですが、池田信夫氏のアゴラ記事によれば以下とのことです。

これは日本では認可されていない簡易検査キットを個人に送って検査するもので、厚労省も試験的に認めたが、このキットは研究用で、患者の数十%に擬陽性(感染していないのに陽性)が出るといわれている。この検体を民間の検査会社に送れば検査はできるが、その後の処置はできない。http://agora-web.jp/archives/2044789.html

「数十%に陽性」というのが良くわかりませんが、これが「陽性」の意味なら、数十%は少々高すぎるような気がします。

いずれにいたしましても、あまり精度の高くない検査は混乱の元でしょう。この提案はすでに撤回しておられるようですが。


3/13追記:本コメントに対する返信です。

Toshimi Minoura
‘池田氏の記事より

> 人工呼吸や集中治療室の必要な重症患者は入院させなければならないが、数万人が病院に押しかけたら、2000人分しかベッドのない指定医療機関はパンクし、コロナ以外の多くの患者が死ぬ。それが韓国やイタリアで起こったことである。

韓国のことは知りませんが、イタリアの1000人程の患者を収容できる、ある病院では、それ以上の重症患者の治療が必要になり、だれを治療し、誰の治療ををあきらめるかという戦場のような’状態になっているという、その病院の医者の報告があります。

日本でも、東京では、およそ2万人の入院患者が生まれる可能性があり、それに対する対策を立てておくようにという日本政府の文書があります。


瀬尾 雄三
Toshimi Minoura さん

| 東京では、およそ2万人の入院患者が生まれる可能性

このような事態が全国同時に発生したら手が打てませんけど、東京だけで発生するなら何とかなる。つまり、20の都道府県で千人ずつ引き受ければよいのですね。

これができる条件は、第一に、すべての自治体で一定規模の患者受け入れ態勢を作ること。特に、人工呼吸器や、酸素マスク、酸素濃度計などの重篤な肺炎患者に必要なものを準備しておくこと。

第二に、ある地域で爆発的な流行が発生したら、そこを閉鎖し、他に感染が広がらないようにすること。閉鎖するといっても、見殺しにするのではなく、必要な物資を供給し、緊急を要する患者は病院に搬送するなどの処置をとればよいわけですね。

我が国がこのような事態に至るまで、まだ2か月以上の余裕がありそうです。この間に、必要な道具類を整えること。人工呼吸器なども突貫で作れば2月もあれば十分な数を作れると思いますよ。