昨日に続き、新型コロナ感染状況の最新版をお届けします。
我が国の状況
まず、我が国の状況ですが、三日連続で感染者が急増し、累計1349人となっております。
この数値、これまで朝日新聞社の集計を用いておりましたが、朝日新聞社の数値は厚労省発表の「国内事例」の項をそのまま使用しておりますので、本日より厚労省の表から数値を頂いております。
なお、世界のデータに関しては、空港検疫とチャーター便帰国者を含んでおり、多少大きい値となっておりますが、おそらくは他の諸国もこれらの数値を含んでおりますと、比較する上ではそちらの数字を使うのが妥当です。
特に東京都内の感染者が急増していることから、国内の緊張感が高まっております。外出自粛を呼びかけるなど、対処もなされておりますが、この先の推移がどうなるかが注目されます。
世界の状況
厚生労働省の発表による世界の状況ですが、米国とヨーロッパ諸国の感染拡大は依然、20％前後の高い増加率を示しております。米国が中国を抜き去って１位となりましたことはCNNでも大きく報道されております。
米国の最新状況
NYTの集計による各国の感染者数と死者のリストです。米国は、昨日の段階でも僅差で中国の感染者数を抜き去り一位となっていたのですが、本日はその地位を確実なものとしております。
CNNは、一位のことを「リーダー」と呼んでいるのですけど、えばれたものではありません。トランプ氏は、検査システムの優秀さを表すもので、中国の感染者数はあてにならない、というようなことを語っておりますが、一方で中国の協力を得るための話し合いも進めており、チャイナ・ウィルスといった言い方は引っ込めております。痛しかゆしです。
