篠原孝氏の5/14付けBLOGOS記事「なぜ台湾・韓国がコロナ対応に成功し、日本がダメなのか- ①有事は法制整備も形式だけで準備なく、②野党がダメで政治に緊張感がないから」にコメントしました。
> 安倍一強政権が続き、10年前なら即刻政権交代すべきモリカケ問題、桜を見る会といった、見苦しいスキャンダルも切り抜けんとしている。政権から引きずり降ろされるという危機感がないから政治が荒っぽくなり、このような有事の対応も杜撰になってくるのだ。<
これはしかしすごい現状認識ですね。
方向を180°見誤っているというか、それをさらに超えて、360°じゃ元に戻っちゃいますから、3回転半ほどずれている、としておきましょう。
まず第一の問題は、モリカケ桜が「政権交代すべき」問題だという認識です。
そんなことを考えているのは、道を左に踏み外している一部のマスコミと評論家で、大多数の国民は、スキャンダルとしては興味があっても政治問題とはとらえていない。
まともな人々は、本来、新型コロナの国内侵入をいかに防ぐか真剣に議論すべき時に延々とモリカケ桜を国会の場で議論した野党各党に完全にあきれ果てていたと思いますよ。
第二に「政権から引きずり降ろされるという危機感がない」ですけど、「誰のせいやねん」としか言いようがありません。
これ、「野党が無能です」、といっているだけでしょ。それが分かっているなら、こういうつまらないことを書き散らす前に、やるべきことがあるでしょう。
まあ、それが分からないことが大問題、なのかもしれませんけど、、、
他の方も指摘されてますが、現実をきちんと見れば、韓国台湾、あるいはシンガポールもこれに含めてよいと思いますが、これらの国々の対応が成功しているのは、我が国がおこなえば人権侵害いわれるような個人追跡技術を採用していることも一因です。
こんなことを我が国でやろうとすれば、反対反対の大合唱が起こったはずですよ。韓国に見習えというなら、こういうシステムを導入せよと、野党側から提案されることです。
できますか? これができたら尊敬いたしますけど。