大串博志氏の5/22付けBLOGOS記事「黒川氏への、この軽過ぎる処分は許されない」にコメントしました。
これは支持。天地開闢以来、初めての支持です。
この手の常軌を逸した事件は、普通では起こらないのですね。
カリフォルニアで発生した計算機犯罪に際して、このような事件の心理的背景として「特異交友理論」という説明がなされたことがありました。
これ、一見異常の極みの事件であっても、当事者には大したことではないように見える、なぜなら、似たようなことをみんながやっているから、という理論なのですね。
で、そうなり理由も納得で、最初は高校野球の優勝校に小銭を掛けるようなことをする、そのうちにだんだん額が増して、万札が飛び交うようになる、それを職場の大勢でやっていたら、これが悪いことであるような気がしないのですね。
で、官邸がこの事件を大したものではない、などと考えていたとしたら、特異交友理論の交友範囲に官邸も含まれることになってしまい、これは大変なことになるわけです。
まさか、そんなことはあるまいと思いますけど、近いところまで汚染が広がっていることだけは確かなようにみえます。
ここは野党の鼎の軽重が問われる局面です。