天木直人氏の7/3付けBLOGOS記事「対米従属しか選択肢がなくなった日本外交の不幸」にコメントしました。
選択肢がないことの責任はだれにあるのか。それは、少なくとも自民党なり安倍政権なりではなく、これに反対する人々にある。この人たちが、選択肢を出してこなくてはいけないのですね。
で、反自民の人たちがよりどころとしてきたのが憲法9条。
「日本は憲法9条を世界に掲げ、それに反する国から自主自立し、人権と自由を優先し、経済的豊かさを分かち合う共存共栄の平和外交の先頭に立つ」、これが可能であるという選択肢は、ついに国民の前に示されなかったのですね。
憲法9条を掲げることで、北方領土が返還され、北朝鮮が拉致被害者を返し、香港の自由が保障される。こうした道筋をきちんと示していかなくてはいけない。でもこれ、できないのでしょ。
少なくとも、いつまでたってもそれができないから、多くの国民は9条教に背を向けてしまったのではないか。その結果がこのエントリーの語る状況じゃないですか。
このエントリー主も、そろそろ目を覚まさなくてはいけません。
この人たちは、対中従属をやろうとしているからね。