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幻冬舎plus(坪田信貴氏)の7/4付けBLOGOS記事「普通の人と天才の違いは『Why型』で考えるか『How型』で考えるか」へのコメント

幻冬舎plus(坪田信貴氏)の7/4付けBLOGOS記事「普通の人と天才の違いは『Why型』で考えるか『How型』で考えるか」にコメントしました。


なにゆえにWhyではだめでHowでなくてはいけないのか、などということを考えるのは、それ自体矛盾しているような感じもするのですが、知を愛する人はそういうことを考えるものだ、そういうことを考える過程が楽しいのだとご理解して以下をお読みください。

で、その理由は、簡単な話なのですが、Whyという理屈は、Howを試す経験の積み重ねの結果得られるものだからなのですね。

そうしなくても得られるWhyもあるのですが、それは、本に書いてあったとか、誰かに教えてもらったとかいう形で得られる血の通わない理屈で、知識として記憶の中にはとどまるかもしれないけれど、問題に直面した時瞬時に沸いてくる知恵には、なかなかならない。

だからまず、生きた知恵を獲得するためには、たくさんのトライをすること、Howを掴んでいくこと、その中から得たWhyが本当の知恵になる、ということなのでしょうね。

実際問題として、書物などから得られるWhyも、このような実践の中に応用されてこそ、生きた知恵となるわけで、そうして得たWhyは経験の積み重ねの中で血肉化されなくてはならない、というわけです。

とまあ、当然の話なのですが、これをお読みの方は、この文章を丸暗記したからといって、どうなるわけでもなく、まずは自分の頭で考えることから始めなくてはいけない。

それが、生きたWhyを得るためのHow、ということになるのでしょう。

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