最初の10分だけですけど公式公開されていますね。
以前のこのブログでもご紹介しましたが、このアニメの技術的なポイントとして、鈴木敏夫氏はその著「仕事道楽/スタジオジブリの現場 」に『前後の動き』にあると書かれております。そしてこの表現が最も多用されているのが最初の10分、この公開動画部分なのですね。
あ、ご紹介が遅れましたけど、「ルパン三世 カリオストロの城」は宮崎駿監督作品で、東京ムービー新社(のちのトムスエンタテインメント)の制作になるもの、この作品の取材を通して、鈴木敏夫氏は宮崎駿氏と出会い、スタジオジブリへとつながっていく、歴史的に重要な作品でもあるのですね。
宮崎駿氏が、東映動画から東京ムービー新社系列に移り、スタジオジブリ設立に至る過程は、いろいろと差しさわりがあるからか、あまりはっきりしたことは公開されていないのですが、結果的には良い形で推移したのではないかと思います。
で、ここで紹介されている部分は、技術的には重要なのですけど、この作品の一般的に重視されるポイントは最後の銭形警部のセリフにあります。この部分は、東方プロジェクトのこの作品に対するオマージュともいえるビデオクリップでお楽しみください。
ナウシカ原作が一番好き。