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西村康稔氏の7/13付けBLOGOS記事「令和2年7月豪雨の状況と感染症対策、国・自治体・専門家ワンチームでの『夜の街』対策」へのコメント

西村康稔氏の7/13付けBLOGOS記事「令和2年7月豪雨の状況と感染症対策、国・自治体・専門家ワンチームでの『夜の街』対策」にコメントしました。


感染要因が変化してから、これが感染者数の変化として表れるまでの間が2週間程度、さらにこれが重篤化して死亡に至るまでの間が1-2週間程度と、それぞれにインターバルがあるのですね。

「夜の街」のケースでは、ここでの感染者が20-30代の比較的若い人であるため、このグループの内部では、死亡者を出す可能性は低い。彼らが(夜の街ではない)普通の街中で全年齢層に感染させ、これが感染者数あるいは死亡者数となって表れるまでには、さらに2-3週間程度が必要となります。

結局のところ、6月下旬の要因変化に対応して生じた夜の街の影響が全年齢帯の数字に表れるのは8月に入ってからということになりそうで、まだしばらくは様子見を続ける必要があります。

さしあたりできる自衛措置は、高齢者は、渋谷新宿などの若者が多く集まる街には出かけないこと、地方の人は、外せない用事がない限り東京には出てこないこと、などを心がけるしかないでしょう。

健康に自信のある人は、この限りではないのですが。

その他、今回の感染拡大が3-4月と異なると書かれていますけど、3-4月の感染拡大も夜の街関連のクラスターが目立っておりました。そういう目で見なかったから夜の街が注目されなかっただけの話であるように思われます。

油断は禁物、でお願いします。

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