Chikirin氏の7/17付けBLOGOS記事「Go to キャンペーン大混乱について」にコメントしました。
このエントリーが不思議な印象を与えるのは、このエントリーはあくまで、GoToキャンペーンが何ゆえに行われたかを解説しているという点に、読者が気付きにくいからでしょう。
つまり、ちきりん氏は、GoToキャンペーンの妥当性を議論しているのではなく、何故にこれがおこなわれたかを論じている。で、以下の部分は、この誤解を与えるという意味で、大いに問題がありそうです。
| 8.今回、いちばんかわいそうなのは?
これ、旅行業界の枠を外せば、地方の年寄りでしょう。旅行業界を救うために、本来なかったはずの人々の移動までを促進する。その結果、コロナ感染者の多い都市部から地方に人が来て、感染が全国規模に拡大し、少なからぬ年寄りが死ぬことになる。
まあ、地方の年寄りはかわいそうだけど、これを正当化する考え方もある。つまり年寄りにさっさと死んでもらえば、年金や医療費も節約になる、というわけですね。
この考え方を盛大にやったのが、ナチスドイツだったのですが、、、
それはともかく、GoToキャンペーンに欠けているのは、「全体最適化」という視点でしょう。
「全体最適化」の反対語は「局所最適化」で、国全体の政策を決めるべき政府が、声の大きい一部業界の利害に判断を曲げられてしまう。その結果、国の他の部分で生じる大きな悲劇には目をつむってしまい、全体の大きな損失を招く。
同様の失敗は、我が国の多くの企業で起こっております。パナソニック(旧松下)では「カンパニー制の弊害」が言われましたし、ソニーは音楽流通部門の利益を重視するあまり、音楽配信に出られず携帯音楽プレーヤーのリーダー的地位を失っております。
GoToに関しては、コロナの感染を押さえることができなければ、日本全体の大ダメージになりますし、旅行業界にとっても結局は大損害となるはず。
全く、何を考えているのか、さっぱりわかりません。
さらにインフルエンザはタミフル、リ レンザという陽性になっても24時間以内なら軽傷ですます標準治療も確立している。
ちなみにコロナで何もしなかったら、マスクもせずに、6千人の死者がでていただろう。
たんなる中国人の人口比の違いにすぎないがそうなる。
米国と比較するなら、1万人だ。
日本は人口密度が高いから、もっとひどくなる。
いろいろ数値が間違ってすまん。
それにしても、アゴラの連中はおかしな奴らだ。
インフルエンザで死傷者が3000人でているから、インフルエンザ対応なみにしろだってさ。
いまいちばんウイルスにたいして効果的で標準な方法とされているワクチンの予防接種があるから、それで済んでいるんだよ。
ワクチンがないコロナと比較してどうするんだ。
それこそ、48万人死者が出てしまうかもしれんぞ。
いいですか。
本当にアゴラの連中は金でしかものを考えず、科学的な思考ができない連中でこまる。そのくせ自分たちは科学的な思考をしているとおもいこんでいるからたちが悪い。
インフルエンザはワクチンがあるからこの程度で済んでいる。
まったく…。
だいたい、中国人連れてきて、コロナを呼び込んだのはそのゾンビ連中じゃないか。
GOTOとか言う前に日本人全員に謝れよ!
たとえばAPAホテルは全国規模でやっているが、コロナに協力的だし、中国も批判している。
星野リゾートは全国にあるから、地方の権益にならなくてよい。
大企業であるから、アトキンソン氏が言っているように効率的だ。
そしてアトキンソン氏が何度も言っているように優秀な労働者に対して適切な還元がされる。
そして地方で労働者が豊かになることによって地方再生は成る。
つまりできの悪い政治家をなくすためには、新のゾンビ企業である古臭い旅館につぶれて、星野リゾートのような新興企業におきかわることだ。星野リゾートは、おもてなしを価値化、価格化することに成功している。ふつうのリゾート企業ではこれはゼロ円だ。ここが違う。
地方を本来活性化するには、ゼロ円で提供していたサービスに価格をつけることにある。
>>観光業界というより「地方の名旅館」の政治力が(都会の人が思うより)大きかったということでしょう。
まあ、これだな。
出来が悪い政治家が出てくるのは。
局所最適化でいえば、国より地方の利益を優先する政治家だ。