BLOGOS しらべる部の8/31付けBLOGOS記事「『消費税引き下げも』立民・枝野代表が次期衆院選に向けた経済策を検討」にコメントしました。
これはしかし、悪手だと思いますよ。
立民がこういう主張をしたら、自民党は大手を振って減税に踏み切れる。次の自民党総裁が誰になるにせよ、次の選挙での自民党の公約に、減税が含まれる公算は極めて高いのではないでしょうか。
そうでなくともコロナ不況で何とかしなくてはいけないところ。ここは消費税8%などというケチなことは言わず、5%くらいまでの減税はあっても不思議はありません。
自民党の強いところは、これに加えて、法人減税や所得税減税なども組み合わせて出してくる可能性もあり、何がすごいって、一旦公約に掲げられた場合には、実現されることがほぼ見えてくるのですね。
そういった政策を自民党が打ち出した際に、立民は果たして反対できるか。今回の枝野氏の主張で、この対抗手段を失ってしまった。
しかも、ポピュリストとの非難を浴びながらそうしているのですから、全くばかげた主張であるように、私には思われます。
目先のことばかり考えず、もっと大局的な視点から政策を考えるのが良いのではないでしょうか。
>消費税率の引き下げについては
>税率を引き下げる。あるいはゼロ税率にするなどという形で、消費する際の税負担を軽くするということで、低所得の皆さんに対する配慮と、それから消費の喚起につながらないかというアプローチ
お前らが決めたからこうなったんじゃないか?一貫しろよ!
>>消費のボリュームゾーンである中間層を特にターゲットにして、年収を1千万、
いまは中央値は400万円くらいですね。
彼らの認識ではカップ麺が1000円くらいですかね(笑)