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名月論氏の9/3付けBLOGOS記事「新型コロナウイルス 弱毒化、鎮静化」へのコメント

名月論氏の9/3付けBLOGOS記事「新型コロナウイルス 弱毒化、鎮静化」にコメントしました。


元々、新型コロナの感染が拡大した際には、春先になって気温が上がれば沈静化すると考えられておりました。

実際には、欧州型の感染が拡大したのは、欧米でも3月中旬以降だし、我が国では3月下旬から4月にかけて感染の急増が生じて新規死亡者のピークは5月初旬の連休に付けているのですね。

一方第二波は7月から8月という暑い盛りに感染が拡大し、新規死亡者のピークは8月の終わりに付けております。

なぜ、第一波が3月から5月という、冬本番ではなく春に起こったかといえば、感染力の強い欧州型が我が国に流入したのが3月中旬以降だったからで、同じ時期に生じた欧米での急激な感染拡大も、その頃に新たに誕生したG型が感染拡大した形となっているのですね。

人類が欧米型の新型コロナとともに、冬本番である11月下旬から2月初旬という寒い時期を経験するのは、間もなく到来する本年の冬が初めての経験ということになる。

この冬をコロナとともに迎える北半球の人びとがこれを無事に乗り越えることができるのかどうか、これが問題なのですね。

もちろん、大丈夫なのかもしれない。新型コロナが「凶悪化」することがあるわけだから「弱毒化」があったって不思議はないし、最近の死亡率の低下が、気温の影響ではなく、弱毒化によるものかもしれない。これに、抗体の形成やBCGが効いていることだってあるかもしれない。

でもこれは、もしかするとそうかもしれないという、可能性が示されているという話であって、それに頼って人々の命を預けるまでの、確信があるわけではないのですね。

この確信が得られるなら、これほど幸せなことはないのですが、この点が大問題、というのが私の理解です。この確信、果たして、得られているといえるのでしょうか?


返信がついております。

加藤洋行

たしかに先のことは誰にもわからない。だけど、先のことばかり心配している人生なんて、つまんないよ。どうせ、老い先は短いんだからさ。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

何か基本的なところで勘違いをされておるようです。

ここでの議論は、自分の人生を謳歌するとか悲観するとか、そういう話ではないはずで、そんなものは夫婦喧嘩とおんなじで、犬も食わないはずですよね。

ここで議論している問題は、我が国が、この先莫大な数の犠牲者を出す危険に直面しているのではないか、というシリアスな問題なのですね。

「レミングの死の行進」という話がありまして、レミングは集団で大移動して、前方に川があってもそのまま進んでみんなおぼれてしまうというのですね。まあ、都市伝説っぽいですが。

これと似たような状況を心配しているわけで、日本人が凶悪化したコロナの待ち構えている冬に向かって無防備に死の行進をしているのでなければよいのだが、と心配しているわけですね。


加藤洋行

瀬尾 雄三

>ここで議論している問題は、我が国が、この先莫大な数の犠牲者を出す危険に直面しているのではないか、というシリアスな問題なのですね。

うんうん。だから、そんなこと、瀬尾さんが心配しても始まらないじゃん。医者でも政治家でもないんだしさ。コロナ感染者が増えているのも、瀬尾さんの責任ではない。自分の健康のことだけ考えていればいいじゃん。他人に迷惑をかけるなよ。観光業の人、飲食業の人、本当に苦しんでいるよ。以前も言ったけど、個人的に心配するのは自由だけど、こうやってネットを使って他人の不安をあおるというのは、決して褒められたことではないと思う。何が目的で、そんなことをやっているのか、知らないけどね。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

これは大変面白い考え方ですので、少し細かく見ていくこととします。

> うんうん。だから、そんなこと、瀬尾さんが心配しても始まらないじゃん。医者でも政治家でもないんだしさ。コロナ感染者が増えているのも、瀬尾さんの責任ではない。<

責任というのは、なかなか難しい問題なのですね。

眼前で悲劇が起こらんとしているとき、それを止めるのは市民の責任である、という考え方もある。

それがなければ、そもそもトロッコ問題など成立しないのですね。最初から、手を出さなければよいわけですから。

加藤氏にしたところで、観光業や飲食業の人を救わなければならない理由はないのでしょ。ほっとけばいいじゃん、といえるのではないですか?

あ、ひょっとすると、コロナで死ぬのは年寄りだけであり、年寄りは死んだほうが良いから、これは放置して正解、というのかな? これに対して、観光業や飲食業は救わなくてはいけない、と。

私は別に、観光業や飲食業がどうなっても構わないといっているわけではないですよ。でも、ここで手を緩めてこの先大規模なパンデミックに襲われたら、これらの業界も再起不能になってしまう。

もちろん、飲食業や観光産業以外に、その他の経済全般にも大ダメージが生じるわけで、こういう破局的なことは、まず避けるようにしなければいけないのですね。

> 自分の健康のことだけ考えていればいいじゃん。他人に迷惑をかけるなよ。観光業の人、飲食業の人、本当に苦しんでいるよ。以前も言ったけど、個人的に心配するのは自由だけど、こうやってネットを使って他人の不安をあおるというのは、決して褒められたことではないと思う。何が目的で、そんなことをやっているのか、知らないけどね。<

この書きこみは、普通は無力です。でもそれが無視できないなら、それは意味があるから。ならば、ここに書く意義もあるというものです。

4 thoughts on “名月論氏の9/3付けBLOGOS記事「新型コロナウイルス 弱毒化、鎮静化」へのコメント

  1. mi.mino

    いい加減に加藤氏は民族の多様性ということを理解すべき。
    慎重な人間がいて冒険的な人間がいる。
    慎重な人間民族を維持させ、冒険的な人物は拡大させる。
    いろんな民族がまじりあうことが多様性というわけではない。

  2. mi.mino

     私は今、神奈川県のデータを眺めている。
    そうすると、いままでみあたらなかった二宮や大磯に少しずつ感染者がふえている。
    つまり、弱毒、あるいは不活性化した状態でコロナウィルスは確実に生存範囲をひろげている。
     つまり、これこそがウィルスの生存拡大戦略であり、名月論氏は間違いなく知恵比べでウィルスに負けている。

  3. mi.mino

    >>人類が欧米型の新型コロナとともに、冬本番である11月下旬から2月初旬という寒い時期を経験するのは、間もなく到来する本年の冬が初め人類が欧米型の新型コロナとともに、冬本番である11月下旬から2月初旬という寒い時期を経験するのは、間もなく到来する本年の冬が初めての経験ということになる

    結局、心配されているのはここ。
    ウィルスが夏に弱いのは当然で、弱毒化しているといってしまうのは問題がある。

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