BLOGOS しらべる部の9/7付けBLOGOS記事「…両候補が消費税見直しに言及 泉氏『コロナ収束まで0%』枝野氏『税体系全体が歪んでいる』」にコメントしました。
我が国が消費税で何とかしなくてはいけないという理由は、現在お金をもっているのが高齢者であるということ、彼らは、預貯金(あるいはこれに加えて現金:タンス預金)の形で資産を保有しているのですね。
そして、預貯金を使う分には所得税がかからない。ため込んだお金をちびりちびりと使われても、全然国庫には入ってこない。もちろん、預貯金があるということは、その前にたっぷり稼ぎ、所得税を払っているのですが、そんなことは、現在、未来の役には立たないのですね。
消費税なら、高齢者がちびちび使うお金からも税金が取れる。ある意味これは、税金の二重取りで、高齢者には文句の一つもあるところ。つまり、所得税をとられて残ったお金をため込んだら、使う段階でも税金とられるのは解せない、と言って言えないことはない。
一方で、お金をお持ちの方に税金を納めていただきたいというのが、現在の税制の考え方で、さて、どうするか、という話になるのですね。
で、高齢者の票が選挙結果を左右するから言い難いけれど、自民党サイドとしては、高齢者が預貯金を使うところで課税したい、ということなのでしょう。
旧民主党の方々は、選挙第一に考えますから、高齢者の受けを狙う。預貯金をちびちび使う人たちへの課税などとんでもない、ということなのでしょう。
ここはしかし、我が国の財政状況をみれば、預貯金をため込んで引退した高齢者も、多少の負担はした方が良いのではないかと思いますよ。
まあ、そういう形に税制を持っていく、これを、サポートしてもよいのでは、ということですね。
老人は税金という形ではなく、社会貢献という形で負担をお願いするのがいい。
Yes高須クリニックで有名な高須医院長を見ればわかる。
氏はこのところすべての資産を社会貢献に使いきるとお金を放出している。