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民主党政権三代、最善の総理大臣は…

ちきりんさんのこのツイートには驚かされました。野田さんは、民主党政権三代の総理の中では一番まともという印象があったのですけど、全然まともじゃない。ひどい話です。


一番まともだったのが鳩山さん、などというと頭がおかしいと思われるかもしれませんけど、上の表をみたらそうとしか言いようがない。

ちきりんさん曰く(以下は、あえて、強調いたします。)

できるだけ多くの人が大臣椅子に座って記念写真をとるために、1年の間に2回も3回も内閣改造繰り返したあの政権にはマジ驚かされた。 野田政権なんて1年ちょっとの間に3回も内閣改造して、大臣の椅子を4回も分配し直してんだよ。

上の表では、菅直人内閣は内閣改造2回(組閣は3回)で、野田さんよりもマシなように見えますけど、2011年の3月11日が東日本大震災、その直後では、内閣改造などやっておられなかった、というのが正直なところじゃないでしょうか。

そして、何度も内閣改造をしたら「まともに仕事なんかできるわけない」、あたり前です。その結果が、長期にわたる経済の低迷だったのですね。

鳩山首相に関してはワシントンポストが2010年4月14日付けの記事で以下のように紹介しています。

By far the biggest loser of the extravaganza was the hapless and (in the opinion of some Obama administration officials) increasingly loopy Japanese Prime Minister Yukio Hatoyama.

(この派手な催しの最大の敗者は、不運で(何人かのオバマ政府高官たちの意見において)ますます頭がおかしい日本の首相「鳩山由紀夫」だった。)

そしてここで形容されたloopy(ルーピー)がこの後鳩山氏を形容する枕詞のように使われることとなります。このloopy、私的にはくるくるパーという言葉が最もピッタリであるように思われます。「頭がおかしい」という訳では、政治的にちょっと問題があるようにも思われますし。

総理大臣がくるくるパーであるのは困ったものではありますが、それでも本人は一生懸命、首相の仕事を遂行しようとした。彼は、気の毒な人ではあるけど、善良な方だったのですね。そもそも、そういう人を総理に選んじゃった、国民の責任でもありますし。

それに比べて、あとの二代はひどい。なかまたちに大臣の経験をさせるために、仕事など二の次にして、次々と内閣改造をやってのけた。そのときの日本はリーマンショック後の景気の落ち込みでひどいことになっていたし、欧州と米国の相次ぐ金融緩和(量的緩和:QE)にあおられて急速な円高まで進んでいたのですね。

この大事な時にろくな経済対策ができなかった。これが、野田内閣の後を受けた安倍氏のアベノミクスの大成功を演出したわけで、自民党には棚ぼた的な効果もあったのですが、国民にしてみればこれほどひどい話はなかったのですね。

特に、野田政権は、震災のショックからようやく立ち直った日本にあって、ろくな経済対策も行うことができなかった。自分にそれができないなら、さっさと解散して自民党に政権を明け渡せばよいものを、いつまでも政権を手渡さず、内閣改造して仲間内での大臣ポストのたらいまわしをやっちゃった。

菅直人政権ですら、震災の後は、短期間での内閣改造を見送っていたというのに、ですよ。その結果、景気の低迷は更に1年続き、多くの人が経済的困難に見舞われていたわけで、これをひどいといわずして何がひどいといえるのか、とも思いますよ。

ちきりんさんの今回のツイートは、良いところに気付かせてくれたものだと思います。こういう極悪非道がおこなわれたという事実は、未来永劫忘れないよう、内閣改造の度にでも、繰り返し話題にするのが良いのではないでしょうか。

そうして晒し者にすれば、似たことを再びやろうという不心得者も現れなくなるでしょう。

ちきりんさん、グッドジョブです。

2 thoughts on “民主党政権三代、最善の総理大臣は…

  1. mi.mino

    まあ国民が望んでたのは前原さんや枝野さんだったと思うよ。
    あの2人だったらすこし。ミリ単位の違いだったと思うけど少しはましだったかも。

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