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ヒロ氏の11/8付けBOGOS記事「菅首相の日本」へのコメント

ヒロ氏の11/8付けBOGOS記事「菅首相の日本」にコメントしました。


養老孟子氏の「無思想の発見」あたりがこの状況を説明しているかもしれませんね。日本において、神に代わって判断の基準となるものは「世間」だ、と。

菅総理が、ビジョンを欠いた、無思想の思想の持ち主であると致しますと、民主主義社会においては、少々手ごわい存在ですよ。菅総理が正しく世間というものを認識しておれば、そうなります。

おそらくは、野党の政治家の周囲には野党支持者が多くおられるため、野党の政治家は「世間とはこういうものだ」と認識されているのではないかと思うのですが、国政選挙の結果が明確に示すとおり、これは誤った認識なのですね。

世間というものは理屈で動くものではない。そこでは感覚的認識がなされてしまうのですが、一時の激情に駆られて動く場合には間違いをしがちではありますが、冷静な判断がなされる場合はかなり正しく判断してしまう。

つまりは、理屈をこねまわすのではなく、我が国の国民にとって何が良いかを真剣に考える政治家が「世間」には支持されてしまう。菅総理が、おのれのビジョンなり思想なりで動くのではなく、「世間」に向かって真っすぐ訴えてくると致しますと、これは今の野党にとって相当に難物だと思いますよ。

こうなりますと、野党もまじめに「本当の世間」に対応するしかないのではないかな? まずは、ヘンなしがらみを切り捨てて、国際政治と経済を、きちんと勉強しなくてはいけません。


返信がついております。

Toshimi Minoura

毎日新聞が、安倍元首相と菅首相が、かって「学者」を招いた勉強会で、「(日本軍の)慰安婦制度に日本軍は関与していないという結論を得た」と述べておられる本があると報道していました。

そこで、下記の河野談話と杉山元外務審議官(現駐米大使)の見解を読み直してみました。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/rp/page24_000733.html

安倍元首相は、「河野談話は個人の談話に過ぎない」と述べられたことがあり、杉田水脈議員は、日本政府の公式見解は河野談話でなくて杉山元外務審議官の見解である主張されたことがあります。

しかし、河野太郎氏が河野談話は現在も有効であると述べておられます。

いわゆる河野談話について

杉山元外務審議官は、『日本政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる「強制連行」を確認できるものはなかった』とのべておられ、『日本政府は、これまでも「アジア女性基金」等を通じて本問題に真剣に取り組んできた』とも述べておられます。

実は、オランダ人女性たちが強制的に慰安婦にされたスマラン事件の軍事裁判についてのオランダ政府による文書がアジア女性基金のサイトで公開されています。これ以外にも、杉山元外務審議官の見解には、いくつかの歴史的事実に反する記述があります。

(つづく)


Toshimi Minoura

安婦問題については、次の様な「反日記事」も読んでください。少なくとも、歴史的事実はこちらの方が正しく述べているとおもいます。

https://lite-ra.com/2019/11/post-5119_4.html

https://lite-ra.com/2019/08/post-4903.html

安倍元首相はトランプ氏に、「俺は朝日新聞に勝った」といいました。そしたら、トランプ氏は「俺はニューヨーク・タイムズに勝った」と返しました。安倍元首相は、国内では、確かに完勝しましたが、国外では完敗がつづきました。そして、トランプ氏はニューヨーク・タイムズに負けたようです。

一つ質問があります。

バブルの崩壊後、購買力平価による、日本のGDPはほとんど増えていません。この間に中国のGDPは30倍以上になりました。韓国のGDPは2倍ほどになり、一人当たりのGDPは、2019年に日本をぬきました。

私は、日本の経済の停滞は、「つまりは、理屈をこねまわすのではなく、我が国の国民にとって何が良いかを真剣に考える政治家が「世間」には支持されてしまう」ことにあるのではないかとおもいます。まちがいですか?


瀬尾 雄三

Toshimi Minoura さん

日本経済の停滞は、発展途上国が発展したことが最大の理由でしょう。

こうなった理由の一つは、発展途上国にも人材が豊富になり、資本の蓄積に加えて資金の調達も容易になり、デジタル化や知識の見える化によって技術の習得が容易になったこと、等々によるのでしょう。

だから、かつての発展途上国のGDPが飛躍的に伸びる一方で、日本のGDPはほとんど増えない。GDP成長率の伸び率低下は先進国に共通しているのですが、特に日本の悪化が目立つのは、その前が良すぎたからではないですか。

ジャパン・アズ・ナンバーワンなどということは、常識的に考えて、本来、あり得ないことだったのですね。それをあると思ったのがどうかしておりました。あのバブルは幻想の結果であり、実力が生み出したものではありませんでした。

竹中氏の評判が一部には非常に悪いのですが、竹中氏を中心に据えた小泉改革は、「我が国の国民にとって何が良いかを真剣に考え」てのものだったはずで、これにより、我が国の金融危機は終焉に向かったのですね。

理屈をこねまわしても始まりません。これは、今も昔も変わらないのですね

1 thoughts on “ヒロ氏の11/8付けBOGOS記事「菅首相の日本」へのコメント

  1. mi.mino

    >>こうなりますと、野党もまじめに「本当の世間」に対応するしかないのではないかな? まずは、ヘンなしがらみを切り捨てて、国際政治と経済を、きちんと勉強しなくてはいけません。

    まずは軍事でしょうね。

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