諌山裕氏の1/4付けBLOGOS記事「ほぼ役立たずのCOCOA」にコメントしました。
COCOAは、最初から期待する方が間違いですからどうでも良いです。予想されたことが起こっただけの話で、驚くこともありません。これを伝えるメッセージの情報量はゼロなのですね。
問題は、次の点です。
多い多いとニュースになっていても、たった0.074%である。約1500に1人の計算。…感染者と遭遇する確率は低いんだ。闇雲に恐怖をあおるんじゃなくて、そういう事実も理解する必要がある。
つまり、個人が感染者に出会う確率も、自分自身が感染する確率も、実際問題として、無視できる程度に小さいのですね。
でも、これに人口を掛けると、その結果は無視できない大きさになる。この人たちが、医療機関を訪れることで、医療崩壊寸前にまで行ってしまう。現実的には、そちらが問題なのですね。
原発事故の放射線被ばくも似たような話で、個々人の被ばくによって自分自身がガンになる確率は極めて低い。だけど、これに人口を掛け合わせると、無視できない数の人間がガンになってしまう、こちらが問題になるというのと似た話です。
もう一つの問題は、感染症は感染が拡大するという性質があり、こちらも問題になります。つまり、今は感染者が少なくても、感染拡大が続いていけば、いずれは多くの人間が感染者になる。
一つの問題は、感染拡大が指数関数的に起こるということで、一定期間で二倍になるとすると、この期間が10回繰り返されると1,000倍になる。さらに10回繰り返されると百万倍に、もう10回繰り返されると10憶倍になるという性質があるのですね。
だからどこかで止めなくてはいけないのですが、現在新規感染者が二倍になる間隔は一月以上で、このペースが続くなら、千倍になるまで1年程度の余裕はありますから、その間にワクチンが奏功してくれるはずです。
まあ、この被害も相当だけど、医療崩壊を防ぐ、こちらがポイントだと思いますよ。
>>COCOAは、最初から期待する方が間違いですからどうでも良いです。予想されたことが起こっただけの話で、驚くこともありません。
そうですね。