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和田政宗氏の1/12付けBLOGOS記事「新型コロナ 第二類感染症相当からダウングレードを」へのコメント

和田政宗氏の1/12付けBLOGOS記事「新型コロナ 第二類感染症相当からダウングレードを」にコメントしました。


若年層は重篤化しにくいため、それだけを見れば新型コロナが蔓延しても何の問題はありません。

ところが、若年層の間で新型コロナウイルスが蔓延しておりますと、それ以外の人びととの接触がおこなわれた際に感染が生じる。若年層以外にも新型コロナを蔓延させてしまうという問題があるのですね。

第三波で、家庭内の感染が問題となっているのは、このようなメカニズムによるのでしょう。若年層の間で感染が広がり、ウイルスをもった若年層が家庭で両親、祖父母に感染させる、というメカニズムですね。世代間の接触は家庭以外にも多々あり、二類指定を外す場合は、世代間感染を避ける手立てが必要となります。

高齢者を隔離するというのが一つの解ではあるのですが、今日の日本では65歳以上の高齢者が人口の3割を占め、これを安全に隔離することは現実ではないのですね。
なお、重篤化リスクが低いといっても、若年層で症状の現れる人もおりますし、基礎疾患のある方や肥満の方には死亡リスクもある。また、高齢者の感染増加は、医療資源を消費して財政悪化を招くため、若年層にとっても他人ごとではないのですね。

結局のところ、ワクチンが一般化するまでの数か月は、全世代にわたって新型コロナの感染拡大を防ぐしかなく、それまでの間は、二類指定を続けるしかなさそうです。


返信がついております。

Toshimi Minoura

> 東京都の新型コロナ新規陽性者のうち30代以下が55%。

> 若い感染者の感染者の内、無症状の人と発症者の割合

> 若い人の重症化率

> 高齢感染者の重症化率

これらのデータがあれば、入院隔離がどの程度効果があるか計算できます。無症状の人と発症者は保持するウイルス量は同じだけれど、無症状の人は咳をしないから、感染を引き起こす可能性はひくいそうです。

新規感染者数をほぼゼロに抑え込んでいるニュージランドでは、平均検査日は発症の2.7日前だそうです。


瀬尾 雄三

Toshimi Minoura さん

> 無症状の人と発症者は保持するウイルス量は同じだけれど、無症状の人は咳をしないから、感染を引き起こす可能性はひくいそうです。<

これは本当でしょうか? 無症状の人は普通に歩き回るから、多くの人と接触して多数の感染を引き起こす、と考えるのが妥当なのではないでしょうか。

歌舞伎町から広がった感染では、風俗嬢とホストの間での感染拡大が疑われているのですが、双方軽症ないし無症状であったがゆえに普通に商売をして、感染を拡大させてしまったということではないのでしょうか。

我が国でコロナ感染拡大が始まったころ、厚労省のHPに感染拡大のメカニズムが示されておりましたが、新型コロナでもスーパースプレッダーの存在が感染拡大に寄与することが、実例を挙げて示されていました。

つまり、10人以上に感染させる人(=スーパースプレッダー)が少数いる半面、大多数の人は他人には感染させないか、感染させてもせいぜい一人だというのですね。

スーパースプレッダーが多数の人に感染させることができるのは、重篤化しないからであって、無症状や軽症だからといって安全だということにはならないと思いますよ。

あ、ひょっとして、Minouraさんのご主張は、「無症状」の人限定でしょうか? もしそうであるなら、(無症状はさしあたり無視して)軽症者について同様に考えていただきたいと思います。

無症状の人も感染力があると、どこかで読んだ記憶がありますが、すぐには一次資料にあたれませんので、さしあたりこれは無視します。


Tetsuharu Kawasaki

>> 若年層の間で感染が広がり

ここは根拠の無い妄想だよね・・・


瀬尾 雄三

Tetsuharu Kawasaki さん

若年層の間で感染が広がるという点は、ダウングレードの前提のような話ではないでしょうか。つまり、「若年層は重篤化しにくいから隔離不要の5類にしよう」というのがそもそもの話のはじまりであるはず。

若年層では感染が広がらないといいう事実があるなら、最初から話は全然違います。そのような事実はあるのでしょうか?

若年層でも感染が拡大するという例は、第二波の初期に、新宿の盛り場での感染拡大が主として若年層であったことにも見ることができますね。

そしてこのエントリーの議論も、「今日の東京都の新型コロナ新規陽性者のうち30代以下が55%。やはり新型コロナを第二類感染症相当からダウングレードするべき」としており、その先の「入院治療の必要がある患者に重点化させる体制に転換させたい。若者の無症状者・軽症者は、症状が強くなったり緊急等の場合に入院することととし」といった記述は、若年層が重篤化しにくいが故入院させないで済ませたいという論理ですよね。

このエントリーの議論からすっぽり抜け落ちているのは、若年層による感染拡大という問題点なのですね。ここを解決しないとダウングレードという主張は成り立たないと思いますが。

1 thoughts on “和田政宗氏の1/12付けBLOGOS記事「新型コロナ 第二類感染症相当からダウングレードを」へのコメント

  1. mi.mino

    >>新型コロナ 第二類感染症相当からダウングレードを
    ワクチンが接種終わってからな。

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