PRESIDENT Onlineの1/16付けBLOGOS記事「『デジタル庁だけに任せてはいけない』日本のお役所を最短最速でDXさせる5つのステップ」にコメントしました。
流行りのところを追う前に、まずは基礎をしっかりと固めておかなくてはいけません。
何のためのデジタルかといえば、効率化なのですが、役所サイドの効率化だけではなく、国民サイドの効率化が最も大事なのですね。これが不十分だと、誰も使ってくれない。
デジタル化の初期にさんざん言われたことは、自動車のアクセル、ブレーキ、クラッチの位置が統一されている意味を考えよということ。これがばらばらだと自動車など運転ができないのですね。
だから、デジタル化も、一定の約束事に従わなくてはいけない。そうしたシステムを作るためには、多くのデジタル化された処理を使い込んでいる人が仕様を決めていかなくてはいけないのですね。それを素人にやらせちゃダメ、ということですね。
もう一つは、顧客満足度をフィードバックすること。改善したほうが良い点について、ユーザの声を聞いて、システムの改善に役立てること。自らの実力を向上させる地道な努力を怠っていては、いつまでも力量は最低のままだと知らなくてはいけません。
がんばれデジタル庁