団藤保晴氏の1/28付けBLOGOS記事「責任問われるクリスマス大弛緩とGoTo始末」にコメントしました。
半分支持します。
緊急事態宣言は、クリスマスの前ごろに行うべきでした。そうすれば、正月休暇の時期が Stay Home に重ねることができて、おっしゃる通り、今頃は緊急事態宣言も解除され、経済も上向きになっていたことでしょう。
GoToトラベルに関しては、確かにこれを使っての旅行そのものが感染拡大の主因になったわけではないのですが、政府が国民に、感染防止より経済活性化を呼び掛けたことが大問題で、これに応じた国民が街に繰り出して感染を拡大させてしまった。これが第三波であるわけですね。
たしかに、観光業界や飲食店の経営が大変であることはわかるのですが、感染を拡大させてしまったら、元も子もない。GoToトラベルで、一時的に旅行客が増えたとしても、第三波が来てしまったら、旅行業界、飲食店には、損失を拡大する結果になってしまいます。朝三暮四を嫌い、朝四暮三を喜ぶお猿さんと同じなのですね、この人たちは。
GoToで犠牲になったのは旅行・飲食業界だけではありません。感染拡大したコロナで死んだ人がまさに犠牲者そのものであるわけで、GoToを実施した中心人物は、その多数の死に対する責任を負わなくてはいけません。それが国の経済にとって欠くべからざる死であるならいざ知らず、結局は無駄死に、犬死であったわけですね。その責めを負うことは、政治家としてのけじめだと思いますよ。
はっきりいってGOTOを開始したのは失敗だった。