大串博志氏の2/17付けBLOGOS記事「今の株価上昇は『バブル的』」にコメントしました。
このエントリーは、何を目的としているのかよくわかりませんが、うがった見方をすると、政府にバブルであると語らせ、ならば日銀がウリに出るだろうとの憶測を誘って、東京市場を暴落させたい、あるいは世界的な恐慌をひき起こしたい、ということだと解釈できないこともない。
なにぶん、野党が国民の生活や世界平和を無視して、自党の利害のみを追求するなら、大不況の到来は政府の足を引っ張り、野党の支持率が上がるはず。上の解釈も、野党側に動機がないわけではないのですね。
このエントリーは、そのままでは上のように勘繰られても致し方ない(というより、理詰めで考えると他に解釈しようがない)ものだと思いますが、もしそうでないということであるなら、どういう状態が理想的な状態であり、政府のいかなる対応が理想状態に至る道であるのかを、もう少し理路整然と説明されるのが良いのではないかと思います。
少なくとも、バブルであるなどということを政府が宣言することが、状況を理想に近づけるようには全然思えないのですね。
もう少し言葉を補われることをお勧めします。
これバブルじゃないような気がします。
3万円超えたのだって30年かけてじっくりと伸ばしてきていますし。