女性自身の2/17付けBLOGOS記事「もはや失言リレー…桜田謙吾氏の『女性にも原因』に非難轟々」にコメントしました。
まあこれは、桜田氏の言わんとすることもわからないではない。つまり、女性が積極的に声を上げることがないのが、女性の参加が少ない原因の一つである、ということですね。以下は、桜田氏のこの主張が成り立つことを前提として論を進めます。私に怒ったりしないでくださいね。
で、女性が積極的に声を上げない理由は、ある種の諦めの結果なのですね。積極的に声を上げても受け入れられない社会がある。今回の一件で明らかになったように、女性は話が長いとか言い出すとんでもない奴がいるという現実がある。だから、女性はなかなか積極的に声を上げにくいわけですね。
これがとんでもない奴だから、今の日本社会では、こんなやつは即刻退場ということにしている。まったくごもっともで、森氏はそうなったわけです。ところが、森氏を何のかんのと擁護する人間がいる。こんな人間がいることも、女性が声を上げにくい原因になるわけですから、森氏を擁護する人間も、さしあたり退場させなくてはいけないわけですね。
まあ、そこまでやれば、そういうとんでもない奴のいない場があちこちにできるはずで、そういう場であるなら、女性が積極的に声を上げなければいけない。邪魔する人間がいないのに声を上げないなら、女性にも原因があるという、桜田氏の主張も、まことにごもっとも、ということになります。
でも、その場がそういう場であるということが女性側にもわかるようにしておかなくてはいけない。それには、この手のとんでもない奴の排除を徹底しなくちゃいけないのですね。今回の森問題でも、この手の問題人物が何人か存在する様子であることがわかったわけですから、女性に責任を転嫁する以上は、桜田氏にはこの手の人物の排除を責任をもってやっていただかなくてはいけません。次の一手に期待いたします。
候補者、橋下聖子氏に一本化されたね。