野田佳彦氏の3/1付けBLOGOS記事「戦狼外交」にコメントしました。
同盟国である米国を傍観させないこと
米国の基本的な立場は、まず日本サイドで対応すること、さすれば米国はこれを支援する、というものでしょう。日本が何もしないで、米国が全部やってくれると考えるのは甘いのですね。
そのために現場サイドでするべきことは三つ。武力、経済力、技術力のそれぞれで中国に対応できるようにしておくことが肝要でしょう。武力に関しては、防衛予算を増額して装備を拡充すること。巡航ミサイル程度までは装備したいところです。経済力に関しては、規制をさらに緩和して雇用の流動化も促進して、情報技術の高度利用を行うこと。技術力に関しては、大学等でも軍事研究を可能とすること。学術会議は解散させなくてはいけません。
ここまでやっておけば、あとは法律を整備し、有事の際の政府の取り得る自由度を確保すること、自衛隊の位置づけを正規軍に格上げすること。おそらくは、憲法改正も必要になると思いますけど、こういう事態になりますと、おそらく野党側の協力も得られるのではないでしょうか。
まずは、活発な議論がなされることを期待いたします。
ともかくバイデン政権は尖閣を日本領土とした。