中村ゆきつぐ氏の3/5付けBLOGS記事「緊急事態宣言延長 全ては恐怖から そしてそれを創り上げたのは東京都とメディア」にコメントしました。
昨年の6月に、我が国の一日あたりの新規感染者数は40人を割り込むレベルまで抑制されたのですね。ここまでまいりますと、クラスター対策をしっかりすることで、経済活動を正常化しても、感染の再拡大は阻止できると思われたのでしょう。
URL(https://blogos.com/article/464581/)の記事は、このエントリー主が当時書かれたものですが、夜の街以外は正常化されていた。だからあとはこの部分を何とかすればよかったのでね。でも結局は、この規制が不十分で、8月に小規模な第二波を招き、これを何とか抑えたものの新規感染者数で一日400人程度まで抑えるにとどまり、気温が低下した11月下旬から最大規模の第三波へとつなげてしまったのですね。
都民だってこの経緯を覚えているはずで、もう一歩で正常化できるところで、ちょっと焦って緩めてしまったがゆえに、さらに一年間の我慢を余儀なくされた。この反省に立てば、きちんと収束させることが何よりも大事だと考えるのは、理の当然だと思いますよ。
もちろん今年は去年とは違う。治療法も種々わかってきたし、ワクチンの接種も始まった。隔離は十分ではないけど、昨年よりもそれほど悪いわけではない。でも不安要素としてオリンピックがあり、総合して、よい方悪い方の、どちらに転ぶかわからない。
散々我慢してここまで減らしたのだから、これをもう少し続けて、気を緩めても再び感染が増大しないようにしてほしい。普通の人はそう考えているのではないかと思いますよ。もちろん、飲食店の方などが早く商売したいと思われるのは仕方がありませんし、声の大きさでは目立つのですけど、世論調査においてはこの手の御商売の方は少数派、ということではないでしょうか。
やっぱりイギリス変異種かな