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ABEMA TIMESの3/5付けBLOGOS記事「日本の国民はどこの国民よりもがんばっている…」へのコメント

ABEMA TIMESの3/5付けBLOGOS記事「日本の国民はどこの国民よりもがんばっている…」にコメントしました。


私たちが普段ひいている風邪のうち15%が通常のコロナウイルスで、ピークになると35%がコロナウイルスになる。だから“コロナゼロを目指す”というような話も聞くが、私たち人類は歴史上、風邪を根絶し得たことはない。つまり“感染者数ゼロ”を目指すということ自体がムチャクチャで、間違いだと思う。

新型コロナとコロナ一般は、別物だと考えていただかなくてはいけません。風邪と呼ばれている病気は、実はものすごい種類のウイルスによる病気をまとめて言っているわけで、それを全部根絶することは無理です。でも、SARSやMERSは、さしあたり心配することのない状態にまでもっていっているわけですね。

立憲民主党だからといって、いうことのすべてがすべて間違っているわけでもなく、ごくまれには、正しいことも言う。それが「ゼロコロナ」だと思いますよ。要は、SARSやMERSと同じようにすればよい。具体的には、感染者を減らして確実に隔離して人から人への感染機会を事実上のゼロにすると共に、このウイルスの自然界での増殖を防げばよいわけですね。そうしなければ、マスクも外せないし、安心して夜の街に繰り出すこともできない。それでも良いというのですか?

本年1月のニュース(https://diamond.jp/articles/-/261320 など)で新型コロナもいずれは風邪になるという、サイエンスに掲載された論文が紹介されていましたが、これは明日明後日の話ではなく、1年先かもしれないし10年先かもしれない話で、その間に危険な変異株が現れる可能性も無視できない、今現在に何か役に立つ話でも何でもありません。さしあたりの対処を決める上では、こういう情報を持ち出すことは有害無益なのですね。

と、いうわけで、ここでご紹介されている厚労省の元医系技官・木村盛世氏の主張がムチャクチャであるように私には思われるのですが、、、

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