青山まさゆき氏の3/7付けBLOGOS記事「ワクチン接種率63%のUAEの衝撃的事実」にコメントしました。
②欧米や世界がワクチンを打って満足する効果としては、現状の日本以上の状況には決してならないということ。
結論の2ですけど、「欧米や世界がワクチンを打って満足する効果」って、これで欧米や世界は満足しているのでしょうか? もちろん、「以前より良くなった」という意味で「満足」しているかもしれませんけど、百万人あたり毎日300人ほどの新規感染者を出すレベルは、これで良しといえるレベルなのでしょうか?
ちなみにわが国では、諸外国に比べると圧倒的に感染者の数も少ないし、死者の数も少ない。それでも現在の日々の新型コロナによる死亡者は50人を多少上回る程度で、年間に換算して2万人程度。交通事故死の7倍程度といったところなのですが、これが十分に小さな犠牲者数であると、果たしていえるのでしょうか?
①ワクチンには日本のファクターX以上の効果は見込まれず、陽性者数減にファクターX以上の効果があるかはわからないということ。
こちらの結論1は、もっと謎です。そもそも「日本のファクターX」とはいったい何なのでしょうか? 麻生氏の言われる「民度」というものでしょうか。これはひょっとすると、国民が政府の号令に従う傾向を表している可能性だってあるわけで、緊急事態宣言の効果が我が国では強く表れているのかもしれません。そして、頼みの綱であるワクチンの効き目があまりないということになりますと、緊急事態宣言は、そうそう簡単に解除してはいけない、ということになりはしないのでしょうか? 謎です。
返信がついております。
Tetsuharu Kawasaki
>> 百万人あたり毎日300人ほどの新規感染者を出す
感染者の数だけ見るのなら 風邪が流行ると100万人とか普通に感染者になりますよ。 日本国内だけで。 ちょっと熱っぽいくらいならみなさん平気で通学出勤してますが。
Tetsuharu Kawasaki
肺炎も毎年10万人死んでますが、孫はじいさんばあさんに普通に会いに行ってます
Tetsuharu Kawasaki
世界で何か所かで日本の1000倍厳しい緊急事態宣言してたが・・・効果はゼロでは無いにしても、劇的な効果は無かったような・・・
瀬尾 雄三
Tetsuharu Kawasaki さん
「コロナはただの風邪」というスローガンを唱える人たちがかつてはおられましたが、さすがにこれは間違いと、皆さん気づいてくださいました。新型コロナウイルスの怖いところは、第一に、パンデミックを起こしやすいことで、重篤化する患者も短時間に急増するのですね。その結果、医療資源が不足して手当てができなくなり、致死率が高くなる。これが昨年の今頃、ヨーロッパを中心にあちこちで生じた非劇でした。
第二に、現在心配されているのは、昨年大きな犠牲者を出した新型コロナウイルスが変異した、イギリスや南アフリカ発の変異株で、特に感染力が高まっている点が問題なのですね。また、コロナウイルスは変異株を作りやすいという性質があり、この先も、どんな変異株が生じてくるか、予断を許さないのですね。
第三に、肺炎も年寄りには命取りとなるのですが、新型コロナは免疫系が過剰反応するサイトカインストームという問題があり、高齢者以外でも基礎疾患のある人には、容体が急変して死に至ることもある、危険度の高い病気ではあります。ここは、油断は禁物で、注意深い対応が必要なのですね。
維新の政治家は、風俗営業に配慮するあまり、新型コロナの危険性を軽視する傾向にあるとの印象を受けるのですが、これは極めて危険な兆候です。この先は、ことあるごとに、維新の危険性をアピールしていくことが、日本と日本人を悲劇から救う道ではないかと思います。
Tetsuharu Kawasaki
瀬尾 雄三 さん
数の話をしてたんですよね
>> 百万人あたり毎日300人ほどの新規感染者を出すレベルは、これで良しといえるレベル
どんな数字だったら良しなの??
この数字がダメと言うからには、「良いかダメか」の判断基準があるから、そういう主張をしたんだと思うのですが??
判断基準ナシで「良しといえるレベル」とか言ってたの?
瀬尾 雄三
Tetsuharu Kawasaki さん
> 数の話をしてたんですよね
「新型コロナの新規感染者の数の話」ですよ。あたり前の話ですけど。人びとがマスクを外して生活できて、夜の繁華街に出かけて大いにお酒を飲めるレベルまで下げないことには、コロナを克服したとは言えないわけですね。このためには、街中の感染者数を減らさなくてはいけません。
これには、感染者を確実に隔離できれば、これから移される心配はなくなるのですが、他人に感染させるリスクのある、未発症の感染者への対応も必要になります。この対応として、感染者の周囲の人を検査して、感染リスクの高い人を隔離する「クラスター対策」が必要になるのですね。感染者数が多いとクラスター対策は不可能となります。具体的な数は、これにあたる専門家のキャパシティにもよるのでしょうが、ザックリ言って日々の感染者数が50人程度、クラスター数としてその数分の一程度ではないかと思います。
実際問題として、昨年の6月ごろには、その程度のレベルまで低下し、クラスター対策に切り替えがおこなわれるかというところで、夜の街から再び感染者が増大してしまったことがあったのですね。このあたりの数字は、私などよりは、各自治体の専門家がよほど正確な実際の数字を把握されていると思います。これは、対応にあたる専門家の数などに依存しますし、自治体によってもそれぞれ異なるはずですから。
Tetsuharu Kawasaki
瀬尾 雄三 さん
>> 百万人あたり毎日300人ほどの新規感染者を出すレベルは、これで良しといえるレベルなのでしょうか?
と言ったんだから、あなたの考える「良しと言えるレベル」は 百万人あたり毎日何人ほどの新規感染者なの?? その数を聞いているんですよ。
青山さんがこんなにも緊急事態宣言を敵視しているのは 経済でも人が死ぬからなんですよ
何となく正義ずらして「自粛!!」と騒ぐと、 それが原因で人が死ぬんですよ。
原発爆発で過剰な非難があって、 それによって人が死んだのと同じ構図です。
善意ごっこで人間が死ぬという背景があるんですよね
花の ヤン
Tetsuharu Kawasaki さん
<青山さんがこんなにも緊急事態宣言を敵視しているのは 経済でも人が死ぬからなんですよ>
それで、死ぬかもしれないウィルスを野放しにするのなら、本末転倒のような気がしますね。 それに、死ぬかもしれないウィルスを野放しになった状態で安心して経済活動ができるわけがありませんよ。
瀬尾 雄三
Tetsuharu Kawasaki さん
> 百万人あたり毎日何人ほどの新規感染者なの??
「ザックリ言って日々の感染者数が50人程度」と、前の返信に書きました。ただしこれは、日本全国の数で、百万人あたりとなりますと、おおよそ0.5[人/日・百万人]といったレベルです。
百万人あたり300人/日というレベルは、日本全国に換算すると、毎日3万人の感染者を新規に出すレベルで、最近我が国で生じた第三波が1月上旬に付けた最大値の約5倍程になります。なお、海外では、状況の悪い国では1,500[人/日・百万人]程度の新規感染者を出しております。
なお、経済的理由で人が死ぬ問題を、新型コロナの感染対策とリンクさせて論じる方がおられるのですが、これは別問題です。我が国の憲法は、健康で文化的な最低限度の生活を保障しており、経済的理由で人が死ぬことがあってはならない。しかし同時に、経済的問題で、疫病の流行を放置することも許されないのですね。経済的問題に対しては、経済的手段で対処しなくてはいけません。これについては、稿を改めて議論いたしましょう。
瀬尾 雄三
続きです:実は、昨年の6月に、我が国の新規感染者総数は一日あたり40人を下回る日が続いたのですね。この時の問題は、歌舞伎町などの夜の街にいくつかクラスターが認められ、ここを抑えれば事実上のゼロコロナが達成できた。
このゼロコロナとは、数学的なゼロではなく、隠れた感染者や海外からの流入はゼロにすることは困難だけど、ひとたび感染者が発見されればその周囲の人々の感染を調べることで、市中の感染者を実質的にゼロにする、という意味で、BLOGOSにエントリーを上げられている中村氏は、これを「ウイズコロナ」と呼ぶのだとしておられます。
ところがここで、若い人は新型コロナに感染しても重篤化しないことから、感染防止に無頓着な人々が現れたのですね。これは、以前もご紹介した<https://blogos.com/article/510875/>では以下のように書かれています。
> ディープキスもするし、おっぱいも舐められる。それが仕事だからね。まあ一番の対策は、すでに一度コロナにかかってること。2部の営業は女の子だけじゃなくてお客さんもスタッフもほとんどがコロナ経験者だから、誰も気にしてませんよ
こうした行為が原因となって7月の感染拡大を招いたであろうことは、感染拡大のマップなどからも読み取ることができました。そしてこの第二波が十分に収束しないまま冬を迎えて第三波に至っているわけです。経済的問題の解決には、コロナの感染拡大を招くような行為をまずは禁止すること。維新の政治家が主張する方向性とは真逆だということです。
日本の政府のスピードが遅いのは諦めている。