後藤文俊氏の3/26付けBLOGOS記事「【サムズクラブ】、売上2倍のコストコを圧倒!...」にコメントしました。
サムズクラブのアプリ更新は多い時に1ヶ月間で3回もある。同じようにコストコ・アプリのバージョンヒストリーを確認すると1ヶ月に1回のバージョンアップがあるかないかだ。つまりサムズクラブはアプリのカスタマージャーニー向上に極めて積極的であるのだ。
この結果、サムズクラブのポジティブレビューは77.6%になり、コストコの26,8を遥かに凌いでいる。ネガティブレビューはコストコの56.2%に対してサムズクラブはわずか11.1%しかない。
こういった、ソフト利用者の利便性改善への絶えざる努力も大事だし、利用者のレビューも常に参照されることで、ソフトウエアは使い勝手が良くなるし、効率もどんどん上がっていく。
我が国の行政に情報技術を入れようとしても、なかなかうまくいかない理由は、ユーザのレビューをフィードバックして、利便性を常に改善しようという機能に欠けているのではないかと思います。
情報技術というものは、天下り式に与えればよいというものではない。業務の現場で、いかに効率が改善されるか、如何に使い勝手が良いかが重要であり、それを最も知っているのは現場でソフトを使う利用者だということを忘れてはいけません。
アメリカはITの使い方が上手やなあ