団藤保晴氏の6/3付けBLOGOS記事「見えたワクチン予防効果、2割接種でも好転」にコメントしました。
ワクチン接種率が感染拡大防止に結びつくレベルは、元々の実効再生産数のレベルに依存するわけで、再生産数1.2程度(倍化日数が20日程度)であれば2割の接種率で感染者数は縮小に転じてくれるわけですね。
我が国の再生産数は既に1を切っておりますので、接種率を上げれば上げるだけ、感染者の減少速度が速まることになります。
まあ、元々再生産に寄与していない高齢者の接種率が上がっても、感染縮小への寄与はたいしてないのですが、死者が少なくなるというメリットはありますので、良しとするしかありません。この先、65歳以下への接種が増えた時に、どの程度急速に感染者が減少してくれるかどうかが『勝負』ということになります。
ただしここで、「ワクチンを打ったから大丈夫」などと気を許して濃厚接触を繰り返したり致しますと、元の木阿弥にもなりかねず、ここは、十分気を引き締めた対応が肝要です。
あ、つまり、オリンピックというものがありますので、、、
河野大臣がんばれ