深谷隆司氏の6/20付けBLOGOS記事「息苦しい世の中」にコメントしました。
飲食店の営業禁止措置や、酒類を提供する店舗の営業時間制限といったことは、禁酒法時代の米国以外でも、新型コロナの感染拡大に対応して各国でとられている措置です。
これは、飲酒や外食に対する倫理的な反感からというよりは、会食や飲酒で新型コロナ感染拡大のリスクが高いという現実があるからで、我が国でも多くのクラスターが飲酒を伴う会食で発生した、という事実もあるのですね。
我が国で特に酒類を提供する飲食店の営業に対する制限措置が取られることは至極当然であり、これに対するただの不平不満を述べるかのごときこのエントリーなどは、ただの『老人のわがまま』との印象を与えてしまいます。
このような行為が、一定の責任ある立場の人によってなされますと、鼎の軽重が問われると言いますか、職業上の適性が問われることにもなりかねません。ちょっと深読みすれば、このエントリー主は、都知事に対する個人的な反感ゆえにこのような文章を書き連ねているのではないか、などということまで邪推されるリスクだってあるのですね。
このような文章を発表する動機として、小池都知事を貶め、東京都連の立場を有利にしようなどということをもしも考えておられると致しますと、これは全くの逆効果にしかならないのではないかと危惧いたします。こういった言動は、熟慮の上でなされるのが良いかと、老婆心から一言申し上げておきます。
お金を価値の第一にしてしまうと、お金を大事にしすぎるためお金が動かなくなってしまう。つまり、流動性がなくなりお金が死ぬ。
だからお金は第二以降にしなければならない。第一を理由にお金を動かす理由ができるためだ。第一は命とするが合理的である。