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佐藤正久氏の6/30付けBLOGOS記事「水漏れが止まらない! 自民党外交部会で政府の水際対策にかなり厳しい声…」へのコメント

佐藤正久氏の6/30付けBLOGOS記事「水漏れが止まらない! 自民党外交部会で政府の水際対策にかなり厳しい声...」にコメントしました。


特定の組織で起こる様々な問題を見ていきますと、多くの重大な問題が、いくつかの限られた部署で発生している、ということが往々にしてあります。企業でも、多くの場合、活力をそぎ発展の支障となっているのは、少数の問題部署なのですね。

このような場合、その部署特有の組織文化なり、人的つながりなりが、この問題を引き起こす原因となっている可能性が高い。この問題を解決するためには、この部署を解散させて他の部署に吸収させるか、ボス的な人物を排除したり外部から優秀な人材を招いてトップに据えるなどの、組織面での手を打つ必要があるのですね。

我が国の場合、問題のある部署の一つが厚労省であることは論を待たず、年金や保険あるいは給付金などのお金を扱う機能を財務省(国税局)に合体させ、医療関連は文部科学省に吸収させるなどの手を打つ必要があるでしょう。そしてもう一つの問題部署が外務省、特に出入国管理に携わる部署なのですね。

こういうところをどうするかは、かなり難しい問題で、出入国管理などは総務省に移してもよいかという気がいたしますし、海外との交渉事は内政外交を一手に扱う省庁に再編するのが良いかもしれません。国務省、とかね。(米国のそれとはちょっと趣が異なりますが)

この手の問題点の抽出と改善策を常に検討し続けることは、実際の改善をスムーズに進めるうえで有益でしょうし、更には各省庁に緊張感を与えて自律的な改善につながる可能性もあります。まずは、外部のコンサルなどを起用して、問題の所在と改善の方向を検討させたらよいのではないでしょうか。

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