音喜多駿氏の7/5付けBLOGOS記事「維新、もぎ取った1議席。北区は惜敗、都民ファ旋風と軍神・小池百合子知事の影」にコメントしました。
今回の都議選は、維新に関する限り、予想通りの線だった、構えたミットの真ん中に球が来た、ということでしょう。大阪の体たらくを考えれば、現状維持でも御の字だと思わなくてはいけません。
特筆すべき点は、立憲共産党の躍進。こういう結果が出てしまいますと、次の総選挙もこれで行くしかなくなった。志位さんの目論見がズバリ的中。「立民滅亡への道」の幕開けというところでしょう。
都民ファーストに関しては、意図したわけではないにせよ、絶妙のタイミングで小池小劇場が開幕、そこそこの興行成績をあげた形となりました。最後の大見えも決まりましたしね。自民党にしてみれば泣き笑い。菅さんの素顔を見るような結果となりました。まあ、ここは仕方ないような気がしますよ。大勝ちしても気が緩みますし、これで良しと考えるしかありません。
あとはオリンピックを無事終わらせて、解散、総選挙という段取りでしょうが、あまり無理を通すと反動が怖い。オリンピックは、最悪、スポンサーと関係者のみの観戦という形の実質無観客も覚悟して取り進めるしかなさそうです。まあこれは、あくまで『最悪』という形容詞付きで、コロナ次第では当初予定通りの有観客もあり得るのですが、無理は禁物と肝に銘じておかなくてはいけません。
とはいえ、「無事これ名馬」のことばもあるくらいで、菅総理もなかなかの名宰相であった、他にいないのなら、もう一期どうでしょう、なんて話になりそうな展開となってまいりました。まあ、コロナとオリンピック次第、ではあるのですが、、、
一時的花火