立憲民主党の7/8付けBLOGOS記事「緊急事態宣言を受け『菅政権の統治能力と責任感の欠如が明確になった』枝野代表」にコメントしました。
ワクチンの文字が2か所に見えますが、ずいぶん冷淡な扱いですね。「ワクチン接種を急ぐなどといった対策を十分にとってこなかった」って、これ、ほんとですか? さらに問題と思われるのは次の箇所です。
切り札と称するワクチン接種についても、十分な説明がない中で「急げ、急げ」と現場に負担だけを強いて混乱をしているのが現在の状況だ。
「『急げ、急げ』と現場に負担だけを強いて」いるなら、それは、ワクチン接種を急いでいることに他ならないのではないでしょうか? いずれにせよワクチン接種をするのは現場ですから、現場の負担が増大するのは当然の話。だから自衛隊を投入するなどの対応措置を取っているのですね。
そして、これまでに現れているワクチンの最大の効果は、致死率が低下したこと。これは、高齢者へのワクチン接種が進んだ効果で、トータルの死亡者数は確実に減少している。感染者は確かに多いのですが、重篤化しにくい若年層が中心で、この先、若年層にもワクチン接種が進めば、感染者数も減少することはほぼ確実といえるでしょう。
ワクチン接種の先行している海外諸国で、感染者数がまだまだ高いレベルで発生しているにもかかわらず感染防止策を緩めることには、少々の疑問もなしとはしないのですが、ワクチンの効果をほとんど無視してしまう、我が国野党の認識も、これはこれで異様なものだと思いますよ。それでオリンピックを中止せよなどといわれても、海外の関係者が果たして納得してくれるものか、はなはだ疑問です。
旧民主党の方々の外交音痴は今に始まったものでもないのですが、日本という国と、そこに住む人々が、世界中から笑いものにならないよう、多少のご配慮をしていただけると欣快に存じあげる次第です。
ワクチンガンバ