ヒロ氏の7/9付けBLOGOS記事「こんな日本に誰がした?」にコメントしました。
当初から五輪は「観客を入れるのは無理、無観客で」と意見させて頂きました。ところが「入れる、入れない」で混乱を招き、結局、政権に振り回された感はあります。
これ、当初から複数の案があって、状況を見て選択するということだったと思います。BLOGOSでも、6/22付け女性自身のエントリーに次のような記述がありました。
「安全安心が最優先にあるのは当然のことだと思う。安全安心のために無観客というのを辞さないということだ」
6月21日、記者団に向けてこう述べたのは菅義偉首相(72)。NHKの報道によると「五輪開催中に緊急事態宣言が出された場合に無観客もあり得るのか」と問われ、冒頭のように答えたという。
コロナの感染拡大のような、先の読めない状況下では、事態の変化に合わせた臨機応変の対応が必要となります。これを「混乱を招く」などといって批判しては、かえって硬直的な対応を招き、事態を悪化させることにもなりかねないのですね。
政治指導者に、預言者のようなリーダー像を期待する心情はわからないでもないのですが、それは事態が固定的であった古き良き時代の話。今日のような変化の激しい時代には、状況変化に素早く対応する、尻の軽い指導者が、むしろ求められるのだと思いますよ。
無観客なのは当然