川名ゆうじ氏の7/12付けBLOGOS記事「政府の対応こそ緊急事態では? 緊急事態宣言への武蔵野市の対応で考える」にコメントしました。
また、家庭内での感染が増えていることや酒を外で飲んでいない人も感染していることを考えれば、日常生活のどこにでも感染する可能性があることになる。
ですけど、我が国の住宅事情を考えると、家庭内は濃厚接触に近い状態とならざるを得ず、家庭内での感染はやむを得ないとみるしかないでしょう。そして、家庭内での感染を防ぐためには、家庭内にウイルスを持ち込まないこと。家族の家庭外での感染を防ぐことに重点を置かなくてはいけません。
政府は、緊急事態宣言に対して、酒類を悪者にして対応を進めているように見せかけているが、それで感染者がどのように減るのか科学的根拠が不明確なままだ。
これに関しては、昨年の第二波が、まず夜の街での感染拡大から始まったことは明瞭でしたし、多くのクラスターが飲酒を伴う会合で発生しておりました。アルコールを提供する飲食店の営業をまず閉鎖することは、国際的にも標準的な対応です。
強制力を伴う措置を取らなかったという点は我が国政府の失策であるともいえますが、自粛要請だけでかなりのところまで感染防止ができているという点は、我が国の国民性の優れたところなのですね。この先もあまり強い措置をせずに済ませたいなら、国民のサイドも、引き続き協力を続けていくしかないのではないでしょうか。
昨年の第二波が、まず夜の街での感染拡大から始まったことは明瞭でした