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中村伊知哉氏の7/19付けBOGOS記事「コンテンツ政策の新展開、しばし目が離せません」へのコメント

中村伊知哉氏の7/19付けBOGOS記事「コンテンツ政策の新展開、しばし目が離せません」にコメントしました。


海賊版が出てくるのは、それがおいしい商売だから。あたりまえの話ですよね。

ではこれを禁止すればよいかとなると、二つの面でうまくいかない。一つは、規制の緩い国でやられてしまうと禁止できない。もう一つには、禁止できたとしても、それでDVDが売れるわけではない。そこまでのお金を払う価値を認めてもらえないのですね。

ならばどうすればよいか。海賊版の商売ガタキになればよい。つまり、CM入りで視聴料無料で完全なコンテンツを提供する。やり方は、海賊版の真似をすればよい。そして、海賊版よりも快適な環境を作り、視聴者をこちらに誘導する。

快適な環境は、まずは第一に画質が良いこと、サーバーが十分なスピードを持つこと、少なくとも字幕は各国語に対応すること。各国語版トップページを設けて、新着アニメ、過去作品のアーカイブ、データ(作者、声優、発表年月、発表チャンネル、などなど)、検索機能、グッズへのリンク、などを充実させればよいのですね。

お気に入りのアニメであれば、ひょっとすると原作コミックやDVDの購入につながるかもしれません。さらには、YouTubeに連動してマネタイズすればかなりの実入りになるのではないでしょうか。で、たぶん、海賊は全滅する、と。ここまでくると、どちらが目的であったかわからなくなりますけど、それでも良いと思いますよ。

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