ヒロ氏の9/2付けBLOGOS記事「勧めない『早期退職』」にコメントしました。
サラリーマンで1億円貯めて早期退職することを参考モデルにしてるのですが、それができる人なんてまずいません。いるとしたら早期退職どころか高給を取って忙しくて引っ張りだこの人でしょう。
サラリーマンには「退職金」という制度があり、早期退職制度なんてものがある会社もある。これ、定年前に退職すると、定年扱いで退職金が満額もらえるほか、割増になったりするのですね。それだけで1億行く人は少ないにしても、高学歴で一流企業に長年勤めた人なら、派手な生活をしなければ、定年退職時点の金融資産で億を超す人はさほど珍しくもないと思いますよ。まあ、高学歴で一流企業のサラリーマンが日本人の中で少数派であるといえばそうかも知れないのですが、、、
もう一つは、早期退職を検討すべきは、まさに「忙しくて引っ張りだこの人」だと思いますよ。忙しい生活をあまり続けると、体を壊してしまいます。ある段階で、マイペースでの生活に切り替えなくちゃいけません。日本の会社は、暇だろうが忙しかろうが、給与にあまり差がないのですね。そこそこの給与を得ているけれど「暇だ」という人なら、辞める理由に乏しいのかもしれませんけど。
早期退職すると、やることがなくて困る、居場所がない、という問題は確かにあるでしょう。でもこれは、定年退職した場合も同じなのですね。この問題は、会社生活だけで人生を送るというのがそもそもの間違いで、会社以外の人間関係を作ることが大事だと思いますよ。これには、地域社会もあれば、趣味学術の世界もある。あるいは、副業という手もある。最近なら、ネットで何かやるのもありそうですね。
今は、人生百年時代を見据えて生きなくちゃいけない。定年退職で終わりではないのですね。50歳前後はこれを考える良いポイントです。その際には、経済的裏付けとともに、マイペース、ということも一つの重要ポイントだと思いますよ。
したいなあ。早期退職。
だけど、家賃収入が、年500万弱(税込み)だとちょっと不安。
田舎なので借り手が切れやすいんだ。
あんまり商売にも向いていないところだし。