PRESIDENT Onlineの9/3付けBLOGOS記事「『だから学歴は問わない』ソニーの創業者が採用面接で必ず投げかけていた"ある質問"」にコメントしました。
かつてソニーさんともお付き合いをしましたけど、印象に残っているのは、足が速いこと。受付から応接室まで案内をしてくれたのは良いのですが、すたすたといってしまい、危なく置いてけぼりを食らうところでした。まあ、やばいと思えば、走って追いかければよいのですが、
、、
ソニーの有名な社風は「さん付け運動」、つまり、ポジションの上下に関わらず、人を呼ぶときは「〇〇さん」と呼ぶのですね。これには私も同感で、自分自身はなるべくそうするようにしておりました。もっとも親しい人には「〇ちゃん」なんて呼んでいたのですが。
もう一つソニーのすごいところは、役員になった人は、みんな何らかの実績をあげた人なのですね。この人はトリニトロンをやった人、こっちは8mmビデオをやった人、などなど。
でもそれが少々問題であるのは、他の人がその成果をいじれない。MDなどは、CD-ROMも置き換ええた技術だったのですけど、新たな可能性を追求することができずに、あのでかいCD型のディスクが世を闊歩するようになってしまった。これらがみんなMDの派生技術になる未来だってあったはずなのですが、、、
同様の問題は、音楽流通でもあり、ウォークマンの先に半導体メモリーもあれば、ネットによる音楽供給という道もあったはず。アップルの地位をソニーがとった未来もあったはずなのですね。でもこれは、ソニーの音楽部門の横やりで、出られなかった、らしい。キヤノンの御手洗さんの言う「全体最適化」がうまくいっていない会社でもある。まあ、キヤノンも、そうそうえばれたものでもないようには思いますけど、、、なかなか難しいお話です。
"
ソニーさんPS5販売拡大お願い