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NEXT MEDIA “Japan In-depth”の9/25付けBLOGOS記事「中国不動産バブル崩壊の本質」へのコメント

NEXT MEDIA "Japan In-depth"の9/25付けBLOGOS記事「中国不動産バブル崩壊の本質」にコメントしました。


中国の不動産バブルは、2015年頃より崩壊が懸念されておりましたが、ここまで何とか持ちこたえてまいりました。しかしながら、不良資産が優良化するわけでもなく、我が国でもおなじみの『問題先送り』がなされただけの話。それがいよいよ噴出しそうだ、ということでしょう。

ここにきて中国は現代版シルクロード構想を掲げて戦線を拡大しておりますから、バブル崩壊がありますと、それなりに深刻化する恐れが多分にあります。

そして、バブル崩壊ということは、つまりは中国恒大集団の破綻にとどまらない、連鎖反応的な破綻の進行が進むわけで、これがそのまま発生してしまいますと、中国の不動産のみならず、国際的な株式その他の市場に大きな影響を与えることになります。

投資も、大局観をしっかり持って、安ければ買う、高ければ売るという逆張り志向の人が多ければ安定的に推移するのですが、付和雷同的に売り買いする順張り投資家が多いと、変動はより加速され、振れ幅も大きくなってしまいます。そして、マネーゲームに関わる人には、後者が多いということで、この傾向が中国でも同様でありますと、それなりにショックは拡大してしまいます。

今回の問題がどの程度の規模に拡大するか、現時点では予想のしようもありません。ここは、君子危うきに近寄らず、三十六計逃げるに如かず、の精神で対応するのが吉ではないかと考えております。

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