早川忠孝氏の11/2付けBLOGOS記事「甘利さんの幹事長辞任は正解だと思うが、立憲民主党の枝野氏の代表辞任は…」にコメントしました。
立憲民主党には、最初から無理があった、ということでしょう。旧社会党が立ちいかなくなったために、旧社会党の人たちが民主党にやってきた。で、その人たちが新しい方向を狙うならよかったのだけど、民主党を社会党みたいにしようとする。社会党じゃダメだから民主党に来たというのに、何をやっていたのでしょうか。
そして、民主党が小池新党に合流するときに、これらの人たちが排除される。あたりまえの話です。そして排除された人たちが作ったのが立憲民主党、というわけですね。
日本人は判官びいきですから、枝野氏に同情が集まる。でもそれは、枝野氏の政治思想に共感したのではなく、小池氏に追放された、気の毒な人たちだから同情されただけの話で、旧社会党に近い路線に未来がないことはあたりまえの話だったのですね。
今回の選挙で示された維新躍進という結果は、まさにこの方向で、維新が少々フーゾクに偏ったきらいの癖のある政党である点が問題ですが、小池氏の都民ファーストや鈴木宗男氏の新党大地などと連携して新しいムーブメントが興せれば、これは有力な第二極になれる。
その時の政治的ポジショニングは、中央から地方へ、集中から分散へ、官から民へ、規制緩和、といったところで、道州制を柱としてこれに権限を集中して、各種規制も道州の判断で緩和できるようにすることでしょう。こういう形になれば、やっと国民民主党もおさまるべき鞘が見つかるはず。その時代には、たぶん、立民や枝野氏に出る幕はない。まあ、当たるも八卦、ではありますけど。
民主党は信用しない