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城繁幸氏の11/25付けBLOGOS記事「書評:日本人の給料 平均年収は韓国以下の衝撃」へのコメント(ブログ限定)

城繁幸氏の11/25付けBLOGOS記事「書評:日本人の給料 平均年収は韓国以下の衝撃」へのコメントですが、出ていきません。


最大の問題は、日本には投資機会が不足しているということでしょう。

その理由はいくつかあるけれど、我が国企業が情報革命という大きな技術革新の流れに乗り遅れてしまったことが最大の問題で、その原因は、固定的な人事制度、固定的(競争制約的)な業界のありかたにあったということでしょう。

もっとも、自然エネルギーに関しては、原発に傾注しすぎた我が国のエネルギー政策にも問題がありそうですが、こちらは、自然エネルギー礼賛というムード的な部分が先行している側面もあり、我が国の政策立案者を責めることも難しいようにも思います。

そこまで読み切れば、対応策は簡単。まずは、人事慣行と社会的規制を改めて雇用を流動化すること、新しい産業構造のあり方を見極めて、国家プロジェクトなりで強力に変革を推進することなどがポイントでしょう。

もちろん、その時の政策立案をミスしたら致命的ですから、ここは、きちんとした実力のある人に任せること。若い人や、海外のシンクタンクを起用すること、様々な考え方をぶつけて、徹底的なディスカッションをすることなどが肝要ではないかと思います。

まあ、やればなんとかなるとは思うのですが、この期に及んで間違いをしでかさないことが基本ではあります。

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