PRESIDENT Onlineの12/29付けBLOGOS記事「マイナンバーカードがないと使えない…「ワクチン接種証明書アプリ」が不便すぎる根本原因」にコメントしました。
無能な人たちに仕事をさせるとどうなるか、というお話を絵に書いたようですね。普通なら恥ずかしいと思うところだが、本人たちにはその意識すらない、といったところでしょう。
これが、我が国が情報革命に完全に乗り遅れているという現実の一断面で、こんなことが日本のあちこちで行われていれば、そりゃ国も貧困化するわけです。
経済に竹中改革やアベノミクスがあったように、情報化の遅れも、どこぞの切れ者を連れてきて思う存分やらせるしかなさそうです。まあ、切られそうな人たちからは、相当な反発を食らうのでしょうが。
もう一つコメントを追加しておきました。
この人たちが無能にみえる原因は、無謬主義のせいかな?
マイナンバーカードを作って驚いたことは、カードに透明ケースがついていて、ケースの性別欄の部分が不透明になっている。見えてまずけりゃ、最初からカードに書かなきゃよいですよね。
透明シートの一部を不透明にするって、受験生の使っているテクニック。これ考えた人は、受験時代から進歩していないのね、と思うわけです。
これたぶん、カードに性別を入れたのは失敗、だけど間違いは認めない、ケースで誤魔化そう、あたりでしょう。 でも行為から評価すれば無能としか言いようがない、あほにみえるのですね。
さらに自己フォロー。
無謬主義のまずいところは、新しいことをやる際に、決定的な障害になることなのですね。
新しいことには間違いがつきもの。トライ&エラーが基本なのですね。それをノーエラーでやろうとしたら、いつまでたっても実行に移せない。陳腐な行為は可能だけど、革新的な行動は始められない。
情報技術など、まさに、エラーの存在が前提で、これを直しながら実施するもの。無謬主義の人には、情報技術を扱うことはまず無理と思うしかありません。
IT 頑張って