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2009-12年の大災害

池田信夫氏の6/17付けアゴラ記事「1ドル=150円で『人と資本のインバウンド』を」へのコメントです。


良いポイントだと思います。

ここで注目すべきは、貿易収支の黒字が所得収支の黒字に置き換わったのが2011年。この年には、東日本大震災もあったのですが、我が国の産業に甚大な影響を与えたのが民主党政権と極端な円高だったのですね。これで、工場と雇用が海外に逃げちゃった。

その後は、日本の工場から製品を輸出する代わりに、海外の工場から製品を輸出する。我が国の外貨収入は、海外への投資からのリターンで、そこに日本人労働者の取り分がない!

結局のところ、少々行き過ぎるくらいの円安にして、工場を日本に戻さないことには、普通の日本人の働き口がないままです。まあ、インバウンドはあるかもしれませんけど、この手の労働集約型産業は、労多くして実入りが少ない。ここは、ハイテク工業製品で一気に稼ぎたいところです。

円安にもいろいろと副作用はあるのですが、ここは何とか耐え忍び、民主党政権にコテンパンにやられてしまった日本の産業を再び立ち上がらせること。これを何とか実現しなくちゃいけません。


池田氏のエントリーの図のURLにリンクを張っておきます。これだけの大変化を日本経済に与えてしまった。まったく恐ろしいことです。

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