池田信夫氏の7/21付けアゴラ記事「薬学部も薬剤師免許もいらない」へのコメントです。
我が国には無数の無駄があり、これが日本の経済成長を阻害し、ひいては国民給与総額を押さえてしまっております。医薬品販売もその一つで、いわゆる規制があって既得権益が発生するような制度風習は廃していくことを考えなくてはいけません。
この一つのきっかけに、情報技術の利用というものがあり、1990年代のビジネス・プロセス・リエンジニアリングのようなことを、遅ればせながら、我が国でも国を挙げて取り組まなくてはいけません。
ちょうど、マイナンバーカードというものが出ておりまして、保険証やお薬手帳を統合する動きがあります。これに、処方箋の機能も付けて、マイナカードを出さないと薬が買えないようにすれば、不適切な医薬品の服用もなくなるはず。
薬の問題は、ちょうどよい手ごろなテーマですから、まずこれを合理化する、そして次には、たぶん、金融かな? まあ、そういう形で日本社会のあらゆる面を合理化する、これが今日の我が国の喫緊の課題です。
経済学者が一番いらない。