中村祐輔氏の8/22付けアゴラ記事「凋落する日本」へのコメントです。
イノベーションを推進すると言うが、永田町と霞が関が、自分の周辺の利益しか考えない状況でいては絶対に日本の再浮上はない。
イノベーションというと、研究所のようなところで生まれた技術がものつくりの現場に展開されることをイメージする方が多いと思いますが、1990年代以降の情報通信技術のイノベーションが展開される現場は、すべての業務にわたるのですね。
【めいろまさんインタビュー⑤】の次の部分
元々北米や欧州のプロセス改善の手法は日本企業が昭和40年代からやっている手法を参考にしています。日本は事務系やサービス業、行政はなぜか製造業のようなプロセス管理ができていません。
が問題の核心をついているように思われます。つまり、「事務系やサービス業、行政」がプロセス改善の努力をさぼっている。
これは、業務プロセスを改善することは自分自身の首を絞めることだ、と考えているからなのでしょう。でも、そんなことをしていると、業務が大変だなどと悲鳴を上げても白い目で見られるだけ。コロナの集計で今起こっているのがこれじゃないかな?
にほんがんばれ